ゴルフ発祥の地、スコットランドを代表するお酒といえば、スコッチウイスキー。プレーを終えた夜、その日のラウンドを思い出しながらスコッチを飲む……なんて、いかにも粋だ。というわけで、東京・四谷三丁目にある「ザ・スコアーズ」のマスター、松本親侍(しんじ)さんに、スコッチウイスキーのおいしい飲み方を教えてもらった。
ウイスキーの特徴をつかむなら「ストレート」
「ストレートは、先が細くなって脚がついているグラスで飲みます。ウイスキーは、空気に触れさせることによって香りや味が際立ってくる。空気を入れるには、グラスを回してみましょう。グラスの下部は大きく開いていて、空気と香りが閉じ込められるようになっているんです。ウイスキーの味わいの特徴がよくわかります」
氷を入れずに水とウイスキーを1:1で入れる「トゥワイスアップ」
「続いて、トゥワイスアップです。水とウイスキーを1対1の同量で入れて、氷を入れない。ダイレクトに飲むのはつらいけど、氷を入れてまで飲みたくないって人にオススメです。氷を入れないので、溶けて薄くなるってこともないので飲まれる人は多いですよ」
氷を入れて、少しだけ混ぜるのがコツ「ロック」
「ロックは、ウイスキーと氷を入れたらスプーンで少しだけなじむ程度に混ぜます。これで雑味やとげとげしさがなくなります」
「ソーダ割り」はウイスキー多めで味わおう
「ソーダ割は、ウイスキーの味わいが出てないと意味がありません。少し端の方からゆっくりとソーダを入れます。炭酸が飛ばないように、軽くウイスキーとソーダが混ざるくらいがいいですね」
好きなおつまみを探しても面白い
「お店で飲むときは、できれば色々な飲み方をしてもらって、その中で自分が好きな飲み方を発見してもらうと面白いと思いますよ。飲み方に合ったおつまみを探したりするのも楽しいですよね」と、松本マスター。
ウイスキーの楽しみ方は、人それぞれ。ゴルフを嗜んだ夜は、ウイスキーを自分好みの飲み方で過ごしてみてはいかがだろうか。