
クラブ契約をフリーにしているジョン・ミジョン。バラエティ豊かな14本が揃う
「構えたときの安定感」を求めるクラブ選び

構えたときの顔や打感など、自身の感性をもっとも重視して選んでいるアイアン「本間 TW737V」
2016年オフにスウィング改造をして開幕を迎えたジョン・ミジョン。一時期のスランプがまるで嘘のように、開幕2戦目のPRGRレディスで見事勝利を手にした。
「アイアンは昨年から使っているものですが、スウィング改造をしたことで、右へのミスが減り、距離も出るようになりました。私はとくにフィーリングを大事にしてクラブを選んでいます。中でもアイアンに関しては打感が大事です。今のアイアンは、打感が柔らかくて、球が高く上がってくれるんです。キャリーでピンポイントに狙うイメージを持てるので気に入っています」(ジョン)
ドライバーは話題のGBBエピック「10ヤードも飛距離が伸びた!」

キャロウェイの「GBBエピック スター」で10ヤードも飛距離が伸びたジョン
ドライバーはキャロウェイのエピックを使用しているジョン。オフシーズンから試し始めたが、ここまで早い結果に結びつくとは思っていなかったと言う。このクラブは、ジョンが求める高い球が打てるという点も信頼を寄せるポイントのようだ。
14本の中でもスコアの肝は「パター」にあり

打感と距離感を合わせやすいというエースパター「スコッティキャメロン GSS」
「自分の距離感をしっかりと出すことができます。構えた感じやフィーリングを大事にしているので、いちばんプレッシャーのかかる場面でも安心して打てないとダメ。だから、見た目がとにかく大事なんです」(ジョン)

クラブコントロールがしやすく、球筋を調整することができると言う3W、5Wは「テーラーメイド M2」。ユーティリティは写真のキャロウェイ「ビッグバーサ」

ウェッジも昨年オフからチェンジ。シャープな顔つきで操作性が良いと言う「ボーケイ TVD」(49、52度)、「ボーケイ SM6 Mグラインド」(57度)
特定のクラブ契約をせず、厳選したこだわりの相棒だけを使用することが、勝負どころで強さを発揮できる彼女の強さの要因なのかもしれない。
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