月刊ゴルフダイジェストの人気連載「地クラブ調査団」では、"地クラブ"と呼ばれる大手メーカーとは一味違ったインディーズ系ブランドのクラブをご紹介している。17回目の今回はマスターズゴルフの「アストロツアーⅤⅢ」にフォーカス!
強烈なボール初速を生むのが人気の理由!
アストロツアーのデビューは約20年前で、モデルの名はズバリ「アストロツアー+30」。大胆で自信に満ちたネーミングが話題を集めたが、この流れを汲むのがアストロツアーⅤⅢ.当然ながら“飛び”が最大の売りだ。「打つのは初めて」と言う伊丹大介プロも、その強烈な飛びに唸った。
「インパクトで球が貼りつきながらも弾き感があり、強い中弾道でスピンも少なめ。シャフトも、しなり戻りが速い弾き系で、弾くヘッドと弾くシャフトのマッチングが強烈なボール初速を生む感じ」(伊丹、以下同)
「直進性が強く、基本的にはストレートだけど、ドローでもフェードでもスピン量が増えすぎないのもいい。しかも、キャリーとランのトータルバランスがよく、これも飛距離が出る大きな要因でしょうね」
「ややディープでクセがなく、特にフェースアングルの見せ方が絶妙で、アドレスしたときに不安を生むような要素が一切ない」
【数値で分析!】操作性が高めのヘッド性能
「ヘッド速度40m/s以下ではちょっと厳しい。ロフトやシャフトにもよりますが、必ずしも球が上がりやすいタイプではないので、目安としては42~43m/s以上の人が飛距離を伸ばせそうです」
価格は8万8560円(税込)、中上級者向けのクラブだが、ぶっ飛びクラブを手に入れて最大飛距離の更新をしよう!
この記事は月刊ゴルフダイジェスト2017年5月号に連載中の「発掘!インディーズ系ブランド、地クラブ調査団」に掲載されている。アストロツアーⅤⅢ。気になる人は要チェックだ。