「沖縄では呑みの〆にステーキらしい」そんな話を聞いたら、お酒好きとしては、試さない理由がありません。というわけで、2017年3月初旬に開催された女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」取材の折、行ってきた。
沖縄ステーキを語るとき、外せないのが1953年創業・「Aサイン」のジャッキーステーキハウス。飲みの締めにふさわしい、深夜25:30まで営業!(沖縄県那覇市 西1−7−3 電話 098-868-2408)
沖縄でステーキといえば、アメリカ牛やオージービーフ。もちろん石垣牛や宮古牛、やんばる牛など絶品の国産牛もあるが、うちなんちゅが愛する“ステーキ”は、今も昔もUS、オージービーフだ。
こちらジャッキーの人気メニュー「テンダーロイン250g」。厳選されたオージー牛のヒレは、柔らかく風味があって肉肉しい。No.1ソースがぴったり。
ナイフを入れると音もなくスッと切れ、口に入れると赤身の香りと舌触りの余韻が残りつつ、あくまでもあっさり。赤身といえばドライエイジングされた“熟成肉”が人気だが、赤身の熟成肉と比べ、ジャッキーのテンダーロインは、あっさりした食後感が際立っていて、いくらでも食べられそうな感じ。
ちなみに行列の人気店として有名なジャッキーですが、店先にある信号機で店内の状況がわかります。空いている時間帯は16時頃と閉店前の24時頃。
ちなみにジャッキーはステーキ専門店ではなく、いろいろなメニューがある。「焼きそば」や「スキヤキ」など、頼んでみたいメニューが目白押しだ。個人的に外せないのは“タコス”。サルサソースをたっぷりかけて食べると、締めどころか、さらにオリオンビールが進んでしまいそうだ。
沖縄に上陸した際は、地元グルメを食べつつ泡盛に舌鼓を打つのももちろんだが、〆にがっつりとステーキを食べてみるのもありかもしれない。
(月刊ゴルフダイジェスト2017年5月号より抜粋)