エコーといえば、自社工場でレザーを開発、製造するほどのこだわりのメーカー。そんなエコーが主催のイベントでは、自社が開発した最先端レザー2つが公開された。
熱によって色が変化する最先端レザー「クロマタファー」
ひとつめは、なんと熱によってレザーの色が変化するというもの。これはエコーのファッションデザイナーたちが数年かけて開発した「クロマタファー」という技術。
手のひらの温度でも色が変わってしまうので、手を押し当てると手の跡がくっきりついてしまう。まるで心霊写真みたいだが、温度が戻れば元の色に戻るのでご安心を。この最先端レザーは、このイベントだけで見ることができる。いずれ夏と冬で違う色になるゴルフシューズが開発されるかも!?
レザーを藍染で仕上げる技術「トゥルー インディゴ」
次はなんと、ジーンズのような‟藍染”のレザー。職人たちがジーンズを染める技術からインスピレーションを受けて、レザーに藍染を取り入れたという。
藍染の回数によって薄い色から濃い色まで表現できるそうだ。職人によって藍色に染められたエコーのシューズは、イベント期間中に数量限定で販売する。
オマケ。取材班もレザーのトートバッグ作りを体験してみた
レザーにもっと触れ合ってほしいと、トートバッグ、ポーチ、ペンケースの中からひとつ作るイベントも開催。さすがレザーを製造しているだけあって、種類がとにかく多い。かなり迷う! みんなのゴルフダイジェスト編集部員S田は、悩んだ末に使い勝手のいい大きめのトートバッグを作ることに決定。
自分でトートバッグの持ち手に黄色の染料を塗り、あとは職人に全体をミシンで縫ってもらって完成。レザーを実際に触ったり作る工程を見られたりもして、すっかりレザーの奥深さを知ることができた。
今後、ここで展示されたレザーはゴルフシューズにも取り入れるかもしれないとのこと。最先端レザーのすごさを体験しに訪れてみてはいかが?