古閑美保やリディア・コーが契約するデンマーク発のシューズメーカー “エコー”が、2017年4月4日まで東京・三越銀座店にて熱で色が変わる最先端レザーの展示などを中心としたイベントを開催中。イベント開催に先がけて催された、メディア向けに先行体験会の様子をレポートしよう。

エコーといえば、自社工場でレザーを開発、製造するほどのこだわりのメーカー。そんなエコーが主催のイベントでは、自社が開発した最先端レザー2つが公開された。

画像: ゴルフシューズもおなじみのエコーは世界5大レザーメーカーとして知られる

ゴルフシューズもおなじみのエコーは世界5大レザーメーカーとして知られる

熱によって色が変化する最先端レザー「クロマタファー」

画像: 茶色のレザーにドライヤーを当てるとピンク色に変化した

茶色のレザーにドライヤーを当てるとピンク色に変化した

ひとつめは、なんと熱によってレザーの色が変化するというもの。これはエコーのファッションデザイナーたちが数年かけて開発した「クロマタファー」という技術。

画像: 取材班も熱でレザーの色が変わるのか試してみた

取材班も熱でレザーの色が変わるのか試してみた

手のひらの温度でも色が変わってしまうので、手を押し当てると手の跡がくっきりついてしまう。まるで心霊写真みたいだが、温度が戻れば元の色に戻るのでご安心を。この最先端レザーは、このイベントだけで見ることができる。いずれ夏と冬で違う色になるゴルフシューズが開発されるかも!?

レザーを藍染で仕上げる技術「トゥルー インディゴ」

画像: レザーを水につけて絞り、藍色に染める液が染み込みやすくする。そのあと、藍色に染める液体につける

レザーを水につけて絞り、藍色に染める液が染み込みやすくする。そのあと、藍色に染める液体につける

次はなんと、ジーンズのような‟藍染”のレザー。職人たちがジーンズを染める技術からインスピレーションを受けて、レザーに藍染を取り入れたという。

画像: 酸化させることによって藍色に染まっていく

酸化させることによって藍色に染まっていく

藍染の回数によって薄い色から濃い色まで表現できるそうだ。職人によって藍色に染められたエコーのシューズは、イベント期間中に数量限定で販売する。

オマケ。取材班もレザーのトートバッグ作りを体験してみた

画像: レザーは、好みの色や質感が選べる

レザーは、好みの色や質感が選べる

レザーにもっと触れ合ってほしいと、トートバッグ、ポーチ、ペンケースの中からひとつ作るイベントも開催。さすがレザーを製造しているだけあって、種類がとにかく多い。かなり迷う! みんなのゴルフダイジェスト編集部員S田は、悩んだ末に使い勝手のいい大きめのトートバッグを作ることに決定。

画像: 見事な手さばきでトートバッグの内側を縫っていく

見事な手さばきでトートバッグの内側を縫っていく

自分でトートバッグの持ち手に黄色の染料を塗り、あとは職人に全体をミシンで縫ってもらって完成。レザーを実際に触ったり作る工程を見られたりもして、すっかりレザーの奥深さを知ることができた。

画像: 世界にひとつだけのレザートートバッグが完成

世界にひとつだけのレザートートバッグが完成

今後、ここで展示されたレザーはゴルフシューズにも取り入れるかもしれないとのこと。最先端レザーのすごさを体験しに訪れてみてはいかが?

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