ドラコン選手でともに最長飛距離が400ヤードオーバーのプロゴルファー・南出仁寛(きみひろ)と身体動作の専門家・岡本啓司。2人とも体格が他のドラコン選手より小柄であるにもかかわらず飛ばせる秘密は、独自のスウィング理論「スプリント打法」にある。爆発的飛距離を生むインパクトの“3つのルール”を紹介!

ルール1:左ひざが伸びる動きでスウィングする

「重要なのは、ダウンスウィングで右ひざが曲がり、左ひざが伸びる動きでスウィングすることです。切り返しが終わったら、一気に左ひざを伸ばし切ります。これにより、クラブヘッドが急激にスピードアップするのです」(南出、以下同)

画像: 左ひざはインパクトでほぼ伸び切る。走る動きで振ることで、身体の正面でインパクトできる

左ひざはインパクトでほぼ伸び切る。走る動きで振ることで、身体の正面でインパクトできる

ルール2:右ひじはインパクトまで伸ばさない

「また強いインパクトを作るために必須となるのが、インパクトまで右ひじが曲がった状態をキープすることです。右ひじの曲がりをインパクトまでキープし続けることで、シャフトがしなることによって生まれた莫大なエネルギーを、余すことなくボールに伝えることができるんです」

画像: 右腕が身体から離れないことで、回転半径が小さくなり、身体の回転速度がアップする

右腕が身体から離れないことで、回転半径が小さくなり、身体の回転速度がアップする

ルール3:下を向いた状態キープ。テコの原理でヘッドを走らせる

「また、下を向いたまま振ることで、インパクト直前にテコの原理が起こります。左ひざが伸びる動きに伴って、左の骨盤が上がります。このとき下を向いたまま回ることで、左肩の位置が上がり、左手グリップも上がります。左手グリップを力点、右手グリップを支点にクラブヘッドが走るわけです」

インパクトからフォローにかけて、クラブヘッドは慣性の力でターゲット方向へ。その引っ張られる力に負けないよう、身体が右に向いて、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールの形でバランスが取れるのだ。

画像: しっかり下を向くことで、上体の重さ、クラブの重さをインパクトのエネルギーとして伝達できている

しっかり下を向くことで、上体の重さ、クラブの重さをインパクトのエネルギーとして伝達できている

これらができていれば、あなたの飛距離もぐーんと伸びるはず。南出・岡本コンビがスプリント打法のすべてを説明した最新書籍は2017年4月6日発売。さらに詳しく知りたい人、飛距離を劇的に伸ばしたいすべてのゴルファーは、ぜひチェックを。

この記事の内容は、ゴルフダイジェスト新書「そんな飛距離でよく我慢できるねッ!」より。じっくりと理論を読み込みたい人には、こちらがオススメ。

関連記事

This article is a sponsored article by
''.