2017年の米女子ツアーのメジャー第1戦「ANAインスピレーション」で、レキシー・トンプソンが最終日途中まさかの「4打罰」を宣告され、結局プレーオフの末敗退。テレビ視聴者からの指摘を受けて課されたペナルティであったこともあり、プロを交えての激論が起こっている。この問題、みなさんはどう思いますか?
視聴者からの指摘で「4打罰」が科された
問題のシーンは2017年のANAインスピレーション3日目17番ホール。レキシー・トンプソンがボールをマークして拾い上げ、再びプレースしたシーンだ。上のLPGA(米国女子プロゴルフ協会)公式サイトにある動画を見てもらうとわかるが、たしかに元あったボールの位置からわずかにズレた位置にプレースしているようにも見える。
この映像を見た視聴者からの指摘を受け、競技委員がチェックしたところ、「誤所からのプレー」と「スコア誤記(過少申告)」と判断され、それぞれ2打罰、計4打罰を科されるということになった。しかも最終日の12番終了直後というタイミングで。結局、トンプソンはプレーオフ1ホール目で敗れ、メジャー勝利を逃している。
タイガーも、かつて「誤所からのプレー&スコア誤記」で4打罰を受けていた
Tiger Woods on Twitter
twitter.comタイガー・ウッズは自身のツイッターで「家で見ている視聴者が競技委員になるべきではない」とトンプソンを擁護。ちなみにタイガーは2013年のマスターズ2日目の15番ホールでドロップする場所を誤り、そのままプレーを続行したことでホールアウト後に今回のトンプソンと同じ理由で4打罰を科されている。
トンプソン本人も自身のインスタグラムに、「100%、インテンショナルではない」と釈明している。
Instagram投稿の投稿者: Lexi Thompsonさん 日時: 2017 4月 3 3:25午前 UTC
www.instagram.comトンプソンの行為が故意だったか否か。そして、視聴者の指摘により、後から罰打が課されたことは正しいことなのか、否か。この問題には、このふたつのテーマが隠れている。ここでズバリ、アンケート。この問題、あなたはどう思う?