2016年マスターズで12番ホールで2度池に入れて優勝戦線から脱落した、ジョーダン・スピース。週刊ゴルフダイジェスト2017年4/18号で紹介されている、マスターズに挑む23人の‟優勝候補”たちのクラブセッティングの中から、悪夢を克服し、栄光を再び手に入れるための相棒である14本を見てみよう。
数多くのモデルが組み合わされた14本
【1W】タイトリスト915D2(9.5度)/アルディラローグブラック60(TX)
【3W】タイトリスト915F(15度)
【UT】タイトリスト816H2(21度)
【4I】タイトリスト716T-MB
【5I~9I】タイトリスト716AP2
【AW】ボーケイ SM6 Fグラインド(46度)/ボーケイSM6 Fグラインド(52度)
【SW】ボーケイ SM6 Sグラインド(56度)
【LW】ボーケイ SM6 Lグラインド(60度)
【PT】スコッティキャメロン
【BALL】タイトリスト プロV1x
こちらがジョーダン・スピースのクラブセッティングだ。UTとキャビティアイアンをつなぐのは、やさしく球が上げられ、飛距離も出る中空マッスル。ウェッジは、ロフトでソール形状を変えている。見ての通り数多くのモデルをバッグの中に入れているが、すべてタイトリストで統一されているため、そこに違和感は皆無。考え抜かれた14本だ。
長年愛用の「915D2」で悪夢を克服する!
タイトリスト「915D2」を長く愛用しているスピース。ヘッドを真っすぐ送り出すスウィングに最高のマッチングだ。
D2はネックの軸回り慣性モーメントが大きく、フェースがゆったり返る設計。投影面積の大きな形状と合わせて、球筋を操作するというよりはフェースの向きを変えずに打ち抜きやすくなっている。
マスターズには過去3度の出場で2位タイ、優勝、2位タイと相性のいい、ジョーダン・スピース。今回も優勝に大いに期待が持てそうだ。