勝負を決める1打、選手の心拍数やいかに……
パナソニックオープンで、ICTを用いた実証実験が実施される。
ICTというのは情報処理や通信に関連する技術、産業、設備、サービスなどの総称。「Information and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)」の略で日本では「情報通信技術」と訳されている。つまり、情報通信を用いた新たな競技観戦ということだ。
具体的には、ゴルフの番組放送と連動して、カメラに映る選手の顔の映像から心拍数を測定。選手の緊張状態を見ることができる。プレー中の選手の心拍数を可視化することで、今までにない緊迫感ある放送を楽しめる。勝負を決める1打での、選手たちの心の中までを観戦することができるという訳だ。こちらの観戦は2017年4月22日(土)、 4月23日(日)の2日間16番ホールにて行われる。
放映予定は
4月22日(土)14:00~15:54 BS-TBS
インターネットライブ配信は
4月22日(土)1組目(8時)~最終組ホールアウトまで
4月23日(日)1組目(8時)~最終組ホールアウトまでとなっている。
タッチパネルで確認!? ホールごとのリアル映像配信
会場では、大型タッチパネルにホールごとのリアル映像を配信する試みも行われる。ゴルフ場マップに各ホールの中継映像を表示、 最大16の動画を表示できるという。各ホールのマップと競技映像を2画面表示したり、各映像を全画面表示に切り替えたりでき、順位やスコアの情報などとあわせてインフォメーションパネルとして活用できそうだ。
日時:2017年4月22日(土)、23日(日)
場所:ギャラリープラザ、ホスピタリティテント、ギャラリーゲート、クラブハウス、総合案内所
スマホやタブレットに試合のリアル映像を無料配信!
マルチ動画配信システム「VOGO Sport(ボゴ スポーツ)」を活用し、観客のスマートフォンやタブレットに試合のリアル映像を無料配信する試みも。
観客はスマートフォンアプリで4チャンネルの映像を見ることができ、広大なゴルフ場でも、ひとつの場所に居ながら複数ホールの映像を楽しめるようになるという。映像はリプレイ再生などの操作も楽しめる。
日時:2017年4月22日(土)、23日(日)
場所:ギャラリープラザ、ホスピタリティテント、1番ホール/18番ホールスタンド
より便利に、よりリアルタイムに試合を楽しめる、これぞまさに最先端の“次世代試合観戦”だ。ぜひ体験してみてはいかがだろうか?