2016年夏にナイキがクラブ・ボール事業から撤退して以降、いまだクラブの使用契約をどのメーカーとも結ばず、自由に好きなクラブを使っているロリー・マキロイ。どうやら現在新たなドライバーをテスト中のようだ。メジャー4勝の名手が選んだ“相棒”とは……!?
クラブを替えるたびにニュースになる男、その名はマキロイ
マキロイがドライバーを“チェンジ”したのは2016-2017シーズンのWGC初戦、松山英樹が勝ったHSBCチャンピオンズでのこと。選んだのは、2016年シーズンを席巻したテーラーメイドの「M2」 ドライバーだった。
9.5度のロフトを調整機能を利用して7.5度にセットし、330ヤードという飛距離を叩き出していたというマキロイだが、年が明けて2017年、マキロイのバッグには違うクラブが入れられていた。
それが、2017年の頭に大きな話題となった、キャロウェイの「GBBエピック サブゼロ」だ。マスターズを含め2017年に出場したストロークプレーの試合ではトップ10を外していないマキロイ。
マスターズ以来試合には出場しておらず、2017年5月11日からの“第五のメジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権に出場するマキロイが、インスタグラムにひとつの動画を投稿した。それがこれだ。
「ザ・プレーヤーズ選手権に向けて、練習再開」と題されたこの動画でマキロイが握っているのは、どうやらテーラーメイドの「M」シリーズのようだ。もちろん、これをもってドライバーをチェンジした! と断じるのはまだ早いが、その可能性は高い。
2014年の全米プロ以降、メジャー優勝から遠ざかっているマキロイ。捲土重来を期して、次はどのクラブを握るのだろうか?