過去には松山英樹、池田勇太らが出場している
トヨタ自動車が特別協賛し、2017年で25回目の開催となる本大会は、18歳以下(大学生を除く)の国別対抗戦。2017年は、世界の65を超える国と地域から、予選を勝ち抜いた代表チーム(男子15チーム、女子9チーム)が出場する。これまでに松山英樹や池田勇太、2016年のマスターズを制したダニー・ウィレットらが出場するなど、ジュニアが世界に羽ばたく登竜門となっている。
選手団は男子が、三田真弘(15)、植木祥多(17)、米澤蓮(17)、関藤侑嗣(17)の4人。女子は、西村優菜(16)、佐渡山理莉(17)、古江彩佳(16)の3人で、計7人が参戦。今年は、佐渡山以外の6人が初出場とフレッシュな顔ぶれだ。
チーム最年少の15歳・三田真弘「団体、個人V狙う」
チーム最年少の三田は2016年の全国中学校ゴルフ選手権優勝、日本アマチュア選手権5位などの好成績が評価されて選ばれた。記者会見では、選手らが色紙に意気込みを書いて発表した。
「『初志貫徹』です。自分は、チームの中では一番年下ですが、しっかりチームに貢献して団体優勝できるように頑張ります。個人でも優勝を狙いたいです」(三田)
「『一致団結』です。この4人でしっかり一致団結すれば、世界一になることができると思います。みんなで一致団結して頑張りたいと思います」(関藤)
「『精神一到』です。精神を統一し、意志のあるところに道は開けるのでこの言葉を選びました。個人優勝、団体優勝を目標とし頑張ります」(米澤)
「『力戦奮闘』です。チーム日本として最後まであきらめずに最後までプレーをして優勝できるように頑張りたいです」(植木)
「『我』です。世界各国から強い選手が集まってくると思うんですけど、その雰囲気にのみ込まれないように、その中でも自分の力を最大に発揮できるようになりたいです」(西村)
「『貫(つらぬく)』です。自分の考えや自分のリズムを最後まで貫き通して、団体・個人ともに優勝できるように頑張りたいと思います」(佐渡山)
「『笑顔』です。私は楽しいことが好きなのでチームみんなで楽しみながら笑顔で頑張れたらいいなと思います」(古江)
2016年大会は、男女とも米国チームが優勝。日本選手らは、世界一奪還を誓った。また、会場では大会アンバサダーの武井壮や、過去出場経験がある池田勇太や谷原秀人から激励のビデオメッセージが流され、盛り上がりを見せていた。
若き“七人の侍”の世界を相手にした大活躍を期待したい。