「低く出してピタッと止める」そんなプロのようなアプローチをやってみたいと思うゴルファーは多いはず。300ヤード飛ばすショットは真似できないが、アマチュアでもアプローチならマネすることが可能なはず。他のプロが羨むほどピタッと寄せる、名人・谷原秀人プロにすごワザ教えてもらった。

「急がず・減速せず・ゆっくり」by谷原秀人

低く打ち出して、3バウンド目でキュッと止まる。男子プロならではの技だが、スピンをかけるのはパワーじゃないと谷原プロは言う。

「大事なことは、フェースにボールが乗っている時間をいかに長くするか。それにはフェース面の向きを変えないことと、ヘッドをゆっくり、一定のスピードで振るのがポイントなんです」

「手先で振ってしまうと、切り返しやダウンで急加速したり、インパクトでゆるみやすい。しっかり下半身を使って、一定のスピードでゆっくり振る。ボールがフェースに長く食いつくから、スピンがかかるんです」

画像: 「フェース面をボールに向けたままテークバック。フェースの開閉は使いません」

「フェース面をボールに向けたままテークバック。フェースの開閉は使いません」

ボール位置はスタンスの中央で、フェースを開いて構える。脚を使って、ゆっくり上げ、そのスピードを変えずにダウン。

「切り返しは力が入りやすいので注意。手先ではなく、脚でクラブを振る感覚」

画像: ふつうは強く入れがちだけど……小さい振り幅でも手先で打たないように!

ふつうは強く入れがちだけど……小さい振り幅でも手先で打たないように!

脚を使って振れば、一定の速度でスウィングできる。このことを意識すれば、谷原プロのような激スピンアプローチが打てるはず! チャレンジしてみよう。

写真/姉崎正

(週刊ゴルフダイジェスト2015年6/23号より抜粋)

This article is a sponsored article by
''.