MB、CB、T-MB、AP2、AP1に“AP3”が加わった
ウワサどおり、タイトリストのニューモデルがPGAツアー「クイッケンローンズ選手権」でお披露目となった。まずはその全貌を見てみよう。
米国タイトリストの公式インスタグラムには、6モデルが並んでいる。右からマッスルバックの「MB」、キャビティの「CB」、中空構造の「T-MB」、人気モデルの「AP2」、そして注目の「AP3」、そして「AP1」だ。
右から左にかけてやさしいモデルになっているとみられることから、AP3はAP2とAP1の“間”を埋めるクラブになる模様。AP2だとちょっとハードすぎるけど、AP1だとちょっとイメージが出ない。そんなゴルファーにピッタリはまるアイアンになっていそうな気配だ。
イアン・ポールターは718AP3の4番アイアンをバッグに入れた
ここで、AP3にフォーカスを当てた別の写真を見てみよう。こちらも、米国タイトリストの公式インスタグラムから。
ご覧の通り、かなりキャビティが深い。かなりの深・低重心が予想される。プロモデル! と言うよりも、「僕らでも打てる」系のアイアンなのは間違いなさそう。実際、契約プロのイアン・ポールターは、5番アイアンからピッチングウェッジを「718AP2」で揃え、4番アイアンだけを「718AP3」にしている。ロングアイアンだけやさしいモデルにするというのは、世界のツアーのトレンドだ。
タイトリスト契約プロの話をすれば、2016年全米プロ王者のジミー・ウォーカーが「718MB」をチョイス。ジャスティン・トーマスも「新しい718MBに超カンタンに替えられた。新しいアイアン、怖いくらい最高だ!」とコメント。早くも契約プロたちがこのニューモデル群に飛びついている。
アメリカでツアーに投入されたということは、日本ツアーへの投入もすぐということ。相前後して、正式にリリースもされるはず。早くも登場した2018年モデルの“本命アイアン”、これからもチェックしていきたい。