立ち入り禁止の貼り紙の先に「ウワサのアイアン」が!
タイトリストのニューアイアン718シリーズといえば、PGAツアーで一足早くお披露目され、日本での“デビュー”もすぐそこでは? と言われていた。その再注目アイアンが、2017年7月4日、男子ツアー・セガサミーカップの練習日にベールを脱ぐ。そんなウワサを聞きつけ、ツアー会場に突撃!
そのお宝ヘッドが眠っていると思われるツアーバスに早速足を向けると、こんな貼り紙が。しかし、これで諦めては記者魂が廃るというもの。なんとかお願いして、特別に中に入れてもらった。
中に足を踏み入れると……あった! これがウワサのニューモデル、718AP2と、718AP3だ。AP3は六角形のキャビティが特徴的で、やさしさと飛びを見た目から予感させる。AP2は前モデルからの“正統進化”という印象だ。
松村道央、食いつく
このアイアンに早速食いついたのが、ツアー通算5勝の松村道央。打たせてもらっていいっすか、と練習場に持ち込むと、テストをスタート。
「前回のAP2は“丸顔”でしたが、今回は“角顔”ですね。見た目はすごくいいし、構えた感じもいいです。打ってみても、飛距離はほとんど変わりません」と松村。スッ、と移行できそうな顔の良さを評価しつつ、性能的にはどこが違うの? とメーカー担当者に質問。実は旧モデルと新モデルではソール形状が異なっており、それが抜けの良さにつながっているという。この答えには、松村も納得。
ひとしきりテストを繰り返した後、「たぶん使う」そう言って、松村は練習ラウンドをスタート。これは“一発OK”になりそうだ。プロから毎回高く評価されるAP2だが、今回の718AP2も例外にはなりそうにない。
プロたちが続々とコースでテストを開始しているAP2とAP3。うーん、プロだけじゃなく、我々も早く打ちたい!