3日目を終えて、ジョーダン・スピースが頭一つ抜け出した2017年の全英オープン。ビッグネームが軒並み上位に名を連ね、松山英樹も優勝争いに顔を出す中、日本ツアーからの“刺客”が注目を集めている!? 現地取材を続ける地獄耳・ケンジロウがレポート!

スピース、ジョンソン、ヒデキ・マツヤマ……全英は豪華な優勝争いに

ケンジロウです。イングランドのサウスポートロイヤルバークデールからお届けしております。

3日目が終わって、ビッグネームがやはり顔を出してきましたね。上位にはスピース、クーチャー、ダスティン、ステンソンの名前があります。もちろんその中に「HIDEKI MATSUYAMA」の名もありますよ。最終組の2つ前(首位と7打差の5位タイ)ですね。

メジャーでこの位置って、凄いことですよね((+_+))

画像: 全英オープン最終日の組み合わせ。松山は最終組の二つ前でのスタート

全英オープン最終日の組み合わせ。松山は最終組の二つ前でのスタート


あれ、この松山選手の二つ上の組にいる「Chan Kim」って名前、どこかで見覚えが……、もう皆さんは誰だか分かりましたよね。

そうです、日本のツアーで今季2勝しているチャン・キム選手です。彼、2日目の強風の中68というスコアを出して一気に上位に浮上したんです。3日目も3アンダーを出して、トップと8打差の現在7位タイ。優勝も狙える位置にいるんです。

ホールアウト後にインタビューしてみました。

画像: 日本ツアー「ミズノオープン」優勝の資格で出場の、チャン・キム

日本ツアー「ミズノオープン」優勝の資格で出場の、チャン・キム


Q:今日はアーニー・エルスと回っていましたが、どんな感想ですか?

A:とっても楽しかったよ。アーニーを初めて見たのは、2004年か2005年のソニーオープン。そのときジュニアゴルファーでハワイに住んでいたからね。月曜日だったかな、アーニーと一緒に練習ラウンドをしてまさかもう一度一緒に回れると思わなかった。

Q:アーニーとはドライバーでどれくらい飛距離差がありましたか?

A:よくわからないけど、彼もだいぶ飛ばすからね。僕のほうが若いから彼よりは飛ぶだろうけど、だいたい17番ホールで40ヤードぐらい違ったかな。でも平均で15ヤードぐらいしか変わらなかったと思うよ。彼はまだまだ飛ばすからね。

Q:今週好位置でいられた理由は?

A:忍耐強くプレーできたことかな。忍耐強くアグレッシブに攻められたかもしれないです。
今週はバンカーショットが凄く上手くいっていて、たぶん100%寄せられていると思います。

Q:リンクスをプレーしたことは今までありますか?

A:3年間ミズノオープンでプレーしたのと、2010年の全米アマでチェンバーズベイを回ったぐらいですかね。ちゃんとしたリンクスは初めてかもしれないです。そもそもミズノオープンが行われたJFE瀬戸内はリンクスではないですよね(笑)。リンクス風のコースです。

ちなみに我らがチャンキム、ドライビングディスタンスで堂々の一位なんです。ダスティンとかを抑えてですよ。336ヤードが平均です。

彼も日本ツアーを足がかりにして世界に羽ばたいていくんでしょうね‥^_^

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