もはやメジャーに「いつ勝ってもおかしくない」状態と言える松山英樹。では、それがいつになるのかをぜひ知りたいと思う人も多いだろう。メジャーチャンピオンが、米ツアーで初優勝してからメジャー初制覇までに平均何シーズンかかったか、過去のデータを調べてみると……衝撃の結果が!?
米ツアー初優勝からメジャー制覇まで平均は「3.7シーズン」
4大メジャーの過去のデータを調べてみたところ(調査期間は松山が初優勝を挙げた2014年以前の30年)、メジャー初優勝を果たしたプレーヤーは64人。彼らが米ツアー初優勝をしてからメジャー初優勝までに要した年月は平均3.7年であった。米ツアー初優勝がメジャー初勝利だった選手は15人。
一方、初Vからメジャー勝利まで10年以上かかった選手は9人、その最長は92年の全米オープンチャンピオン、トム・カイトの16年。またフィル・ミケルソンもアマチュアで勝利した91年のノーザン・テレコム・オープンから04年のマスターズ優勝まで13年かかっていた。ちなみに、2017年のマスターズを制したセルヒオ・ガルシアも16年かかっている。
ただ試合ごとに数字を見ると、マスターズの場合はツアー初Vから平均4.7年、全米OPが4.1年なのに対して、全米プロは3.3年。全英OPなら2.8年という結果になった。
メジャー制覇までの道程は人それぞれ。あくまで数字上だが平均3.7年ということは、松山のメジャー優勝は2018年頃ということになるのだろうか?
今シーズンは後一歩のところまで迫ったメジャー初優勝だが、来年はきっと今年の雪辱を晴らしてくれるだろう。今から2018年のメジャーが楽しみだ!
(写真:姉崎正)