ラウンド後はシャワーで十分! それでは疲れを取ることはできないぞ。お風呂にじっくり浸かるのもいいけれど、短時間で疲れが吹っ飛ぶ“サウナ”がオススメ!
お風呂よりも効果的!?
ラウンド後にサウナがいいのは、短時間で疲れがとれるから。「お風呂に入れば一緒でしょ」と思う人も多いはず。たしかに、お風呂に入ってゆっくりすることで、疲れはとれる。
ただし、、温泉医学研究所の早坂信哉先生によると、空気が熱せられているサウナは、熱を体内にも取り入れやすく、体の内外から温まるので、より短時間で効果を得られるのだという。
サウナで疲れがとれる三つの理由
温冷交代浴で血流促進
サウナと水風呂に交互に入ることで血流促進し、疲労物質を取り除く。40度前後の風呂で水風呂に入っても効果は低い。
体内温度を上げて乳酸を追い出す
体内温度を上げることにより、血中乳酸濃度が大きく低下する。90度近い空間にいるので体内温度の上昇率はお風呂以上。
交感神経と副交感神経を刺激
サウナ浴で刺激される交感神経。水風呂・外気浴で活性化する副交感神経。この2つが働くことでリラックスできる。
サウナ後は水風呂に入ろう!
サウナのあとはもちろん水風呂! 副交感神経が刺激されて爽快感が高まるのだ。また、サウナは好きだけれど水風呂が苦手な人は、冷水シャワーを浴びるだけでも十分効果は得られる。ぜひ試してみよう!
ラウンド後にサウナで一汗かくことを習慣にると、疲れが取れやすくなり次の日に引きずらなくて済みそう。
この記事は、発売中の月刊ゴルフダイジェスト2017年10月号より抜粋。「ピンまでしっかり届くアイアン」や「ヘッドが突然走り出す魔法のドリル」など見所満載!
写真/中居中也