2015年のルーキーイヤーから3年。2017年シーズンはパナソニックオープンで3位タイに入るなど、ますます今後の活躍が楽しみな堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)。そんな彼を支える14本のクラブとは?
重視するのは「見た目のスクェア感」や「握ったフィーリング」
初優勝が期待される堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)。若手の中でも理論派として知られる彼だが、クラブへのこだわりも強い。
「僕は新しいものはどんどん試します。大事にしているのは、球を打つ前の段階。まずは構えやすさ。スクェアに見えるものが好きなので、構えたときに『左に飛びそうだな』と思う顔をしていたら使えません。あとはクラブを握ったフィーリング。素振りをしたときの自分の感覚を重視して選んでいます」(堀川)。
自分でスピンを抑えなくても、クラブが仕事をしてくれる
そんな堀川だが、もちろん実際に打ったときに思うような弾道が打てなければ試合で使うまでにはいたらない。
「僕は、インパクトロフトが多くなるスウィングなので、10.5度のドライバーだと、スピンが入りすぎてしまうんです。以前使っていたものはスピン量3000回転くらいありました。しかしロフトを9.5度にして、インパクトロフトが10度になるようにしたんです。するとスピン量が減り、飛距離が出るようになりました。自分でスピンを抑えなくても、クラブがそれをしてくれる。そんなクラブを好んで使います」(堀川)。
自ら意見を述べ、つねに自分に合うクラブを模索している。この姿勢が結果となって表れる日はそう遠くないだろう。
詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト9月5日号「pro's spec」をチェック!(写真/大澤進二)