メジャー通算8勝、PGAツアー39勝を挙げた「新帝王」トム・ワトソン
“全米プロ”以外、すべてのメジャーを制したことがある「新帝王」ことトム・ワトソン。日本にも縁があり、日本では4勝、ゴルフコースを2つ設計したこともある。
1989年の全米オープン、帝王ジャック・二クラスとの一騎打ちの勝負を決めた、17番のラフからのチップインバーディはゴルフの名場面のひとつ。まだまだ元気な67歳(9月4日が誕生日)、今度は、日本でどんなドラマを見せてくれるのか?
豪打健在! メジャー2勝の「悪童」ジョン・デーリー
大柄な体格を活かした豪快なスウィングが持ち味のジョン・デーリー。2017年の米シニアツアー「インスペリティ招待」で初優勝を挙げたことで、ますます勢いに乗る51歳だ。
デーリーと言えば1991年の全米プロ。繰り上げ出場から一転メジャー初制覇という偉業を成し遂げたことで有名だ。あいつぐ離婚にアルコール依存症と、コース外も騒がせる“悪童”だが、愛すべきキャラクターは健在。衰えを知らない豪打は一見の価値アリ!
ニクラスがグリーンジャケットを着せた最後の選手、ラリー・マイズ
日本ツアー(カシオワールドオープン、ダンロップフェニックス)を制したこともあるジョージア州オーガスタ出身のゴルファー。
1987年マスターズでは、セベ・バレステロス、グレッグ・ノーマンという超強豪二人とのプレーオフを制してのメジャー制覇。ジャック・二クラスからグリーンジャケットを着させてもらった最後の選手でもある。
タイガー・ウッズの“親友”のマスターズチャンピオン、マーク・オメーラ
マーク・オメーラといえば、「ウッズの親友」として最も有名だろう。21歳のタイガー・ウッズがオメーラの住んでる家のわずか100メートル先に引っ越してきたことで意気投合、練習も試合も常に一緒に行動していた。タイガーからアドバイスを受けたオメーラは1998年、54回目のメジャー挑戦にしてマスターズを優勝。次いで全英オープンも制した。
シニアメジャーでは2010年にシニア・プレーヤーズ選手権を制した名選手。還暦を迎えて円熟味を増したプレーを見せてくれるに違いない。
出場選手が決定し、ますます盛り上がりを見せるJAL選手権。はっきり言って、その出場選手は豪華そのものだ。もちろん、迎え撃つ日本人選手たちの活躍にも大いに期待したい。
日本で初めて開催されるPGAツアーチャンピオンズ。ぜひレジェンドたちのプレーをその目で見てほしい。