自身400ヤードを超える記録を持つドラコン選手であり、2017年レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した安楽拓也プロ。今回のテーマは「ドライバーとアイアンの構え方の違い」について。さっそく見てみよう。
ドライバーもアイアンも左ひじのポジションは一緒
ドライバーは調子が良くてもアイアンがダメ。またはその逆、ということはゴルフの数多い「あるある」のひとつ。安楽プロによれば、ドライバーとアイアンでは構えた方を変えるのが、ドライバーでもアイアンでもナイスショットする秘訣だという。
とはいえ、ドライバーでもアイアンでも、共通して重要なこともある。左ひじのポジションは、体の上から下ろして、胸の前にセットするということ。
その上で、ドライバーは、頭を少し「右」に傾けることがポイントとなる。左ひじを胸の前にセットしたら、右ひじは体の横、またはやや下目からくるようにして握る。すると、スウィング軸がわずかに右に傾く。ドライバーの場合、こうすることによって、腕が正面から外れにくくなったり、腕も自由に振れるようになる。
一方、アイアンの場合は、軸を立たせて真っすぐ構えるのがポイント。そのためには、左ひじ同様、右ひじも体の上から下ろして体の前にセットする。そうすることにより軸が立つので、頭を残したままクラブを上げやすくなる。
ドライバーは傾いた軸。アイアンは立った軸。それぞれのクラブに合った構え方をすることで、ミスに強くなり、飛距離もアップするというわけだ。
実際の動きは動画でチェック!
この動画は、発売中の月刊ゴルフダイジェスト2017年10月号で好評連載中の「安楽拓也の痛快! 飛ばし塾」と連動。そちらもチェックしよう!