MP-TYPE1からTYPE2へ。シャフトもアッタス クールに変えた
「シーズンの途中でクラブを変えるのは珍しいですね」。そう話す服部真夕。もともとクラブを変えるタイプではないと言う服部が、ドライバーのヘッドとシャフトを一新した。
「きっかけはシャフトです。『アッタス クール』を試していたときに、ほどよいしなりを感じられて、全体的に走る感じがよかった。それに合わせてヘッドも交換しました」(服部)
ヘッドは「MP-TYPE1」から「MP-TYPE2」へと変えた。「MP-TYPE1」は、操作性の高さが特徴で、「MP-TYPE2」は安定感の高さに特徴がある。

CATレディースから、「TYPE-2×アッタス クール」の組み合わせへ。ミスへの許容度が高く、安定した弾道を生み出す。ヘッドサイズは460CC。ドライバー「ミズノ MP-TYPE2」
「今回のシャフトとの組み合わせでもっとも向上したのが球のぶれ幅です。飛ぶだけではダメで、少し当たりが悪かったときにカバーしてくれるものがいい。この組み合わせはそれを実現してくれるのです」(服部)。
ミズノならではの顔と打感のよさを感じられるクラブセッティング
ドライバー以外のクラブはどうなっているのだろうか。フェアウェイウッドは、打感や打音が抜群の1本を。またユーティリティに関しても同様にミズノならではの顔と打感の良さが特徴のものをチョイスしている。さらにアイアンに関しては、服部本人も「打感や顔でミズノのアイアンは疑う余地がない」と太鼓判を押すほど、信頼のおけるクラブをそろえているようだ。

弾道が高く、キャリーをしっかり確保できるのでパー5の2打目などで活躍する5W。「ミズノ MP FW」

ヘッドが小ぶりでアイアンのような操作性の高さがあるUT「ミズノ MP CLK-H」(19度、22度)

球が上がりやすく、グリーンで止まってくれるアイアン。5I~PW「ミズノ JPX900 フォージド」
女子ツアーはこれから終盤戦へと突入する。連戦が続き、疲れも蓄積されるだけに、大事な場面でクラブが手助けしてくれることは、本人にとってかなりのプラスになると言える。今季初勝利をニュードライバーがもたらす日も近いかもしれない。
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写真/大澤進二