振っても左へいかない安心感がある「G400 LS TECドライバー」
比嘉真美子はどのメーカーともクラブ契約を結んでいない。プロのなかには金銭的な部分はもちろんだが、いろんなサポートを受けられるため、契約しているほうが楽だという意見も少なくない。ただ、比嘉のように感覚を重視するタイプには、自分にマッチしたものを選ぶほうがメリットは大きい。
そして、「気に入るとなかなかクラブを変えるタイプではない」という比嘉が珍しくシーズン途中でバッグに入れたのがピンの「G400 LS TEC」だ。
「球がしっかりつかまって、適度な弾き感もあります。打ってすぐに使える感じがありました。私は、気持ちよく振って、自然にドローが出てくれるクラブが好きなのですが、このクラブはそれに答えてくれました」(比嘉)
![画像: 重心距離が長く、重心深度が深いのでフェースの開閉が起こりにくい。また打ち出しも高くなり、棒球で強い球質が楽に出せる。ドライバー「ピン G400 LS TEC」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/10/11/31845332a77caa5145d1a5cb9629ea1f73c65bde_xlarge.jpg)
重心距離が長く、重心深度が深いのでフェースの開閉が起こりにくい。また打ち出しも高くなり、棒球で強い球質が楽に出せる。ドライバー「ピン G400 LS TEC」
「G400 LS TEC」は、ヘッド体積が445ccで最近の中ではやや小ぶりな部類に入るが、重心距離が長いのでフェースの開閉を抑えやすい設計になっているのが特徴でもある。
自分の感性にマッチしたクラブをチョイス
そのほかのクラブについてはどうだろうか。
「アイアンは、感性を大事に選んでいますが、オートマチックに打てるタイプが好き。ウェッジは100ヤード以内のショットを同じ感覚で打てるように、バウンスを揃えています」(比嘉)。
![画像: フェアウェイウッドは操作性がありながらも飛距離が出せるものを選ぶ。「パー5の2打目で多用します」(比嘉)。3W、5W「キャロウェイ GBB エピック サブ ゼロ」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/10/11/130aee7f824d546cf764ade9916704e18313a077_xlarge.jpg)
フェアウェイウッドは操作性がありながらも飛距離が出せるものを選ぶ。「パー5の2打目で多用します」(比嘉)。3W、5W「キャロウェイ GBB エピック サブ ゼロ」
![画像: ユーティリティは最近の女子ツアーのセッティングで必ず必要。高さが出て、グリーンに止まってくれるものをチョイス。UT「ピン G400」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/10/11/26cdbcb7192141c6cddb7f29d0a83e53572c3441_xlarge.jpg)
ユーティリティは最近の女子ツアーのセッティングで必ず必要。高さが出て、グリーンに止まってくれるものをチョイス。UT「ピン G400」
![画像: ヘッドは小ぶりながらボールはしっかりと上がり、キャリーが出てくれる。また、ソールの滑りがよくラフでも強く振りぬける。5I~PW「ピン i200」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/10/11/fc81534bfdf0d426ab731d169bcc2945bae53e9c_xlarge.jpg)
ヘッドは小ぶりながらボールはしっかりと上がり、キャリーが出てくれる。また、ソールの滑りがよくラフでも強く振りぬける。5I~PW「ピン i200」
![画像: ソールの抜け感を統一させている。自身のフィーリングを最大限に活かせる仕様にし、微妙な距離をコントロールする。ウェッジ「キャロウェイ マックダディー フォージド」(50、54、56度)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/10/11/2d32c37383b6f436929b52f8fa1bdf267dcc8629_xlarge.jpg)
ソールの抜け感を統一させている。自身のフィーリングを最大限に活かせる仕様にし、微妙な距離をコントロールする。ウェッジ「キャロウェイ マックダディー フォージド」(50、54、56度)
契約フリーだからこそできる「ピン」と「キャロウェイ」のミックスセッティングで、ツアー終盤もさらに突っ走っていきそうだ。
詳細は週刊ゴルフダイジェスト2017年10/24号「pro's spec」をチェック! (写真/岡沢裕行)