不調が続いていたイ・ボミもようやく本来のスウィングを取り戻してきた。軸のずれが原因だというが、そもそも軸は存在するのか? 軸とは体を速く回転させることで、生まれるのではないか? そんな仮説のもと、芯に当たって飛ぶスウィングについてじっくり追いかけてみた!

右に垂れていないことが不調の原因だった

イ・ボミを高校時代から指導してきたチョ・ボムスコーチはスムーズな回転をした結果として軸はできるという。

「スウィングでもっとも大切なことはインパクトでヘッドをスクェアに戻すことです。それは確率の問題で、どうすれば高められるかというと、スムーズな回転運動をすることです。ボミには素早く、スムーズな回転をすることだけを意識させています」

そのポイントは体、とくに下半身を使うことだというボムスコーチは、スムーズな回転を実現するには準備が大事だという。

「最初がしっかりできていないと、その後は何をやってもダメです。つまりバックスウィングでしっかり右に体重を乗せることができないと、速くスムーズな回転は生まれません。ポイントは右ひざが動かないように体重を乗せるわけですが、コツとしては足の内側に力を入れることです」

ボミ自身もスウィングが不調なときはあらゆることをやろうとしたが、そもそも右に体重が乗っていなかったことが、すべてを狂わせていたと振り返っている。

バックスウィングは力を溜めるための重要な箇所とよくいわれるが、実は速く回転する準備という意味でも重要なパート。ボミもこの部分を見直して復活した。

画像: 「右の股関節に体重を乗せましょう」(イ・ボミ)

「右の股関節に体重を乗せましょう」(イ・ボミ)

バックスウィングでのポイントは、右足の内側を意識しておくこと。

バックスウィングでは右足の内側に力を入れて体が流れないようにする。結果、右足の股関節に体重が乗る。この準備ができていれば、速く回転できる。

画像: 右ひざの向きを変えずに上半身を回転

右ひざの向きを変えずに上半身を回転

2017年の女子ツアーも残り11試合。2年連続賞金女王のイ・ボミの巻き返しはなるか!? 今後の試合に注目だ。

写真/大澤進二、岡沢裕行

この記事は、発売中の週刊ゴルフダイジェスト2017年9/26号の特集「速く回れば『軸』はいらない!」の一部。復調してきているイ・ボミのスウィングを取り上げ、「軸」に対しての疑問を解消してくれる内容になっているぞ。続きは本誌を手にとってみよう。

キャロウェイ

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