月刊ゴルフダイジェストで連載中の「とがしやすたかのゴルフ調査隊 にっぽんのベスト100を探そう!」。現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト11月号では、川越CCを特集している。ここでは、誌面に乗り切らなかった‟こぼれ話”を、同行した担当編集者がご紹介!

中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

今回は川越CCを調査してきました。開場は1963年と歴史があり、65年に「日本プロゴルフ選手権」、85年には「日経カップ中村寅吉メモリアル」も開催されたチャンピオンコースです。魅力は日本ゴルフ界のレジェンド、中村寅吉プロとゆかりの深い点にある。西・東・中に分かれた27ホールの中で、中コースは中村寅吉プロが設計。自然の地形を生かした丘陵コースは、高低差もあり全く気を抜けない難易度を誇っている。

画像1: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

まず魅力のひとつはアプローチ&バンカー練習場。「えっコースの中では!?」と思うほどキレイに整備されていて実戦向き。クラブハウスから近いのも最高だ。

画像2: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

ドライビングレンジは240ヤード。横幅が広く、気持ち良く体を温められます。加えて、球貸しは現金でもコインでもなくスコアカードをタッチするだけでOKなのもかなりラクチン。

画像3: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

体を温められるといえば、ゴルフ場では珍しくストレッチスペースを完備。肩こりのひどい人や腰痛持ちにとっては有難いのだ(調査隊は1時間もいちゃいました)。

画像4: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

ラウンドは中村寅吉プロ設計の中コースから。フェアウェイは広めでOBが少なくティショットは思い切って振ることができる!

画像5: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

ただコーライとベントの2グリーンは、コース途中から枝分かれになっているので、グリーンに近づくにつれて狭くなり難易度アップ。

画像6: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

メインのグリーンはコーライ。傾斜は緩やかで狭めだが、コーライならではの芝目読みに調査隊は悪戦苦闘。タッチを強めにしないと簡単に芝に喰われてしまう。

画像7: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

丘陵コースならではの見晴らしの良さ。パー3のほとんどは池越えや谷越えなので緊張感たっぷりショットが味わえる。

画像8: 中村寅吉設計の難易度特Aの丘陵コース

中コース4番にある池は「串引沼」と呼ばれ、なんでも鎌倉時代からあるとか。

そんな中コースで中村寅吉プロの弟子である樋口久子プロは腕を磨いたそう。たしかにOBこそ少ないものの、ラフの長さや木々の配置、傾斜によって、ミスした後のリカバリーはとにかく難しい。帯同したキャディさんによると「ナイスショットには報酬、ミスにはペナルティ」という設計理念が中村寅吉のポリシーなんだとか。

丘陵コースならではの適度な起伏や、長いパー4、池越えの多いパー3など、腕を磨くのにはもってこいのコースとなっている。

詳しくは、月刊ゴルフダイジェスト11月号(2017年9月21日発売)でチェック!

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