2017シーズンはNEC軽井沢72で2013年以来の3勝目を、マンシングウェアレディース東海クラシックで2位をマークするなど、現在賞金ランキング9位(2017/10/8時点)と大躍進を遂げている比嘉真美子。そんな彼女がこだわり抜いて選んだ14本の相棒とは?
振っても左へいかない安心感がある「G400 LS TECドライバー」
比嘉真美子はどのメーカーともクラブ契約を結んでいない。プロのなかには金銭的な部分はもちろんだが、いろんなサポートを受けられるため、契約しているほうが楽だという意見も少なくない。ただ、比嘉のように感覚を重視するタイプには、自分にマッチしたものを選ぶほうがメリットは大きい。
そして、「気に入るとなかなかクラブを変えるタイプではない」という比嘉が珍しくシーズン途中でバッグに入れたのがピンの「G400 LS TEC」だ。
「球がしっかりつかまって、適度な弾き感もあります。打ってすぐに使える感じがありました。私は、気持ちよく振って、自然にドローが出てくれるクラブが好きなのですが、このクラブはそれに答えてくれました」(比嘉)
「G400 LS TEC」は、ヘッド体積が445ccで最近の中ではやや小ぶりな部類に入るが、重心距離が長いのでフェースの開閉を抑えやすい設計になっているのが特徴でもある。
自分の感性にマッチしたクラブをチョイス
そのほかのクラブについてはどうだろうか。
「アイアンは、感性を大事に選んでいますが、オートマチックに打てるタイプが好き。ウェッジは100ヤード以内のショットを同じ感覚で打てるように、バウンスを揃えています」(比嘉)。
契約フリーだからこそできる「ピン」と「キャロウェイ」のミックスセッティングで、ツアー終盤もさらに突っ走っていきそうだ。
詳細は週刊ゴルフダイジェスト2017年10/24号「pro's spec」をチェック! (写真/岡沢裕行)