2017年のダンロップフェニックス練習日、松山英樹、石川遼、そして中嶋常幸が練習ラウンドを共にした。18ホールのプレーを終えた中嶋が、松山、石川について、思いを語った。
ーーふたりとのラウンドの感想は?
中嶋:楽しかったですね。松山はタイミングを取るためにシャフトを試していて、石川は最後のピースを埋める作業をしていた。(復調するためには)自分で考えて、最後のピースを探すことだよね。
ーーラウンドの経緯は?
中嶋:松山とはずいぶん前に(ダンロップ)フェニックスの火曜日に(練習ラウンドを)やろうかと話していた。悪いゴルフを見せるのも申し訳ないから本当は断ったんだけど、でもやっぱり彼と回るるのは楽しいね。高いところを目指しているからね。
先週、(三井住友VISA太平洋マスターズが開催されていた)御殿場(太平洋クラブ御殿場コース)で遼と松山と(同組での練習ラウンド)という話になった。(中嶋は石川遼、稲森佑貴と同組、松山は尾崎将司、宮里優作と同組)予選の組み合わせを見て、ビックリしたよ。
ーー松山の現状は?
中嶋:ゴルフはいつも調子がいいとは限らないよね。体の調子もあるし、ドライバーも(松山がテスト中の)新しいヘッドに馴染めればね。その(クラブに馴染む)ために以前使っていたシャフトを試していたみたいだね。ただ単に新しいもの(を試す)のではなくて、昔、まだ体力的になかった頃に使ったシャフトにしてタイミングを計るところなんて、賢いよね。