新ルールでは「視聴者からの指摘は受け付けない」ことになった

ゴルフのルールを統括するR&AとUSGAが、テレビ中継の視聴者からの指摘によってプレーヤーに罰を与えるルールを2018年1月1日から廃止すると発表した。

この廃止のきっかけとなったのが、2017年の4月に行われたANAインスピレーションの最終日。2位と2打差で単独トップを走っていたレクシー・トンプソンが、13番ホールへ向かうところで、競技委員に呼び止められ、4打罰の宣告を受けた“事件”だ。

前日の17番ホールでバーディパットを打つ際に、グリーン上でマークした地点から異なる場所で打っていたことが、テレビ視聴者からの指摘で発覚しての4打罰。涙を浮かべながらプレーしたレクシーは結局この試合優勝を逃した。

画像: 視聴者からの指摘により罰打を受け優勝を逃したレクシー・トンプソン。日本でもおなじみ(2017年サロンパスレディス)

視聴者からの指摘により罰打を受け優勝を逃したレクシー・トンプソン。日本でもおなじみ(2017年サロンパスレディス)

テレビ視聴者が“審判”となるような事態は以前にもあったが、メジャーの最終日、優勝に片手をかけた選手に影響が及んだことで大きな議論を呼び、タイガー・ウッズが「視聴者は競技委員ではない」とコメントすれば、リッキー・ファウラーは「観ている人からの電話やメールにとり合うスポーツはほかにない」と批判した。

今回の決定を受けて、レクシー本人がSNS上にコメントを発表している。

「USGAとR&Aのルールを覆すという姿勢に拍手を贈りたい。将来、誰一人として私のような結果に処理されないことに感謝しています」

“視聴者審判”が廃止された2018年、改めてレクシーのメジャー獲りを期待したい。

写真/姉崎正

HONMA

This article is a sponsored article by
''.