アプローチが苦手というゴルファーの多くはサンドウェッジをハンドファーストにして構えていることが多い。実は、この構えがアプローチをより難しくしている。サンドウェッジには「バウンス(ソールの出っ張り)」があり、これを利用すればもっとアプローチはやさしくなる。芝が薄い季節でもスピンがかかるという、バウンスを使えるアプローチを芹澤大介プロに教えてもらおう。

プチハンドファーストがベスト

ゴルフダイジェスト編集部(以下GD):薄い冬芝でバウンスを使ったアプローチは、トップしちゃいそうで不安です。

芹澤大介(以下芹澤):それはバウンスが使えるアドレスが決められていないからでしょう。低く転がす構えから、靴1足ぶん体全体を右にスライドさせます。するとハンドファーストの度合いが弱まり、バウンスが使えるようになります。これがSWのバウンスが使える正しいアドレス。ソールの機能が断然変わります。

画像: 転がしのアドレス(左)から靴一足ぶん体を右にずらせばバウンスの効くアドレス(右)に!

転がしのアドレス(左)から靴一足ぶん体を右にずらせばバウンスの効くアドレス(右)に!

GD:フェースの向きはどうしたらいいでしょう。

芹澤:本当はフェースを少し開いて構えるのがいいのですが、フェースを開くことに抵抗のある人は、SWのヘッドをポンと置いた、そのまんまで構えましょう。ロフトを立てようとしてはいけません。

GD:打ち方のコツはありますか?

芹澤:バウンスを使ってスピンをかけるには、飛球線のラインに沿って真っすぐ振る意識が大切です。とくにバックスウィングが決め手。胸を回さずに手先で上げると、インサイドに低く上がってしまい、正しい軌道で下りてこなくなります。そうではなく、手を使わずに胸を右に回すようにすると、飛球線の後方に沿って真っすぐ上げていけるようになり、結果的にダウンスウィングの軌道がゆるやかになることで、ソールの滑るアプローチが打てますよ。

画像: 実際にはインサイドインの軌道で振られるが、スウィング中はクラブヘッドが両手よりもつねに外側をキープしておく感覚が大切

実際にはインサイドインの軌道で振られるが、スウィング中はクラブヘッドが両手よりもつねに外側をキープしておく感覚が大切

ダフリやトップなどのミスを防ぐためにはバウンスを上手く使うことが重要。ザックリが起こりやすい冬の枯れ芝で重宝する“正しいハンドファースト”を身につけよう。

(週刊ゴルフダイジェスト2017年1/31号より)

写真/姉崎正

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