実は飛ばない原因が、肩が水平に回ってしまう「フラットショルダー」にあるって知っているだろうか? 肩を水平方向ではなくタテに動かすことができれば、分厚い当たりになり飛ばし屋になることも夢じゃない! そこで今回、石井忍プロにタテ回転をマスターできるドリルを2つ紹介してもらった。
ドリル 1:クラブを短く持って打つ
クラブをすごく短く持つと通常のスイングだと、ボールに届かないので強制的に肩をタテに動かしやすくなる。まず右手はシャフトを持つくらい短く持って、少しガニ股にして重心を下げるように構えよう。
右肩をボールに向けるように打とう!
ボールを打つために腕を伸ばすのではなく、少し腕を曲げるくらいのイメージで右肩をタテにボールに向けるように打とう。距離は30ヤードくらいでいいので、左に体重移動をせずに、前傾角度を崩さず右肩をその場でタテに回そう。
ドリル 2:広いスタンスで打つ
普通のスタンスから右足だけ2足分広げて、普段より広いスタンスで打とうとすると、ボールが通常より左になる。すると、手打ちだと体が伸びあがってボールに届かなくなるので、肩をタテに深く回すようになる。
体重移動せずにボールを打つ意識が大切
左にあるボールに対して体重移動を多くして打とうとしないこと。短い30ヤードでいいので、右わきを締めて右ひじを体につけたまま打つようにしよう。手打ちやスウェイがなくなり、右肩がタテに動くようになる。
本誌では肩回転について、堀川未来夢プロや小鯛竜也プロなどが詳しく説明している。続きが気になる人は、発売中の月刊ゴルフダイジェスト2018年3月号でチェックしよう。
写真/有原祐晶