決勝進出は24組中7組! 熾烈な戦いをサバイバルしたのは誰だ!?
試合当日は最低気温0℃。写真を見ればわかる通り、コース内にはまだまだ雪が残っているというコンディションで、前半はグリーンも凍ったまま。ショートアイアンで打ったボールはフォローの風に持っていかれ、直接グリーンに落ちると大きなバウンドでグリーン奥へと消えていく。ショット力、小技力だけでなく、状況判断力やマネジメント力も含めた、総合力がより求められるコンディションとなった。
今回の予選に挑んだのは24組48名。男性参加者がほとんどの姉妹競技「ショートコース選手権」とは異なり、男女混合チームが5組、女性ふたりのチームが2組と女性参加者が目立ち、寒空の下ながら華やかな大会となった。
ハーフターン終了時点でトップは仲沢・村山ペア、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオ・水原ペアが1アンダー。続いてイーブンパーの1ペア、1オーバーの1ペアが追う展開。どのペアが決勝進出を果たしたのか……?
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ハーフ1アンダーと絶好のスタートダッシュに成功したのは仲沢・村山ペア。前半を1アンダー26の好スコアでプレーし、予選手位通過目指して後半に臨んだものの、失速し後半は「34」でトータルスコアは60。前後半ともに「27」でまとめ、トータル「54」でプレーした菅原・及川ペアはメダリストの栄光を手にした。
いろいろな大会にペアで出場しているという2人は「バッチリ息が合い、スコアをまとめられた」とナイスチームワークを見せてくれた。2位はショートコース選手権ではすっかり有名となったイラストレーターの野村タケオ&水原崇文ペア。トータル56のスコアは間違いなく好スコアと言っていいだろう。
「バーディを4つもとれました! 球を低く出し手前から狙った作戦がうまくいきましたね。後半は風が強くなって難しくなりましたが、2人で力を合わせて耐えることができました。決勝は優勝しか狙ってません!」(野村)
と、カッコよく締めてくれた。
2017-2018シーズンの「ショートコース選手権ダブルス」は、2月17日(土)羽根沢ゴルフクラブが予選最終戦。こちらも熱い戦いになりそうだ!