カチャカチャの極み。パターもDIYの時代です
ここ最近、ゴルファー自身でカスタムできるクラブが増えてきた。パターも、自身がウェートを変更したり、ライ角を変えたりできるモノが発売されているが、もっと様々なカスタムができるパターをご存知だろうか? カスタムと言う枠を遥かに超えた「組替式パター」と呼んだほうがいいのが、MAFOU GOLFのシリーズだ。
3つのヘッドがあり、そのヘッドにネックが装着されるが、ネックの向きも45度刻みで好きな向きに装着できる。ウェートもアジャスタブルで、重さだけでなく、場所も変えることができ、重心深度も変更できるのだ。
代表の大木誠さんは開発について、「打つ人のストロークに合わせた重心が見つかればミスパットが減る。ネックポジションを移動でき重心の深さを変えられ、なおかつ高重心にして順回転を生み出し、球の転がりが良くなれば、誰でもパターが上手くなると考えた」と語る。
このパター、甲斐慎太郎プロ、田島創志プロが使用中。田島創志プロは「このパターの一番の良さは方向が狂いづらいこと。スキッドがほとんどない」と絶賛している。
そもそもゴルフとは全く関係ない会社が作ったこのパターは、海外からの評価も非常に高い。もちろんR&Aのルールにも適合している。この複雑な可変構造のパターでR&Aの認可を得るために相当に歳月をかけたそうだ。
誰でもパターが上手くなるように、難攻不落のR&Aの認可を得て、特許まで申請してしまったメーカーの熱意には、頭が下がるばかり。今年2月から大手量販店も取り扱いを開始するようなので、手にとって実物を確かめる機会が増えるようだ。今後はパターをカスタムする新たな楽しみを覚えるゴルファーが生まれるだろう。そして、MAFOU GOLFのパターの魔法にかかって、パット数が減る。そんなゴルファーが増えるはずだ。
アタッチメントセットを1名にプレゼント
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写真/三木崇徳 文/田島基晴