ミズノによると、新たに発表した「ミズノ GXドライバー」は2017年にヒットとなったミズノMP タイプ1/2で採用されたボールを飛ばすためのヘッド設計を踏襲しつつ、ソールにウェートを付加したことで安定した弾道も生み出しやすくしたというモデル。
ブラック一色のカラーリングも含め、ミズノらしいストロングな外見。プロ用というよりは、アベレージゴルファー向けのモデルのようだが、締まった見た目は好印象。
そして、リリースを見て「みんなのゴルフダイジェスト」が注目したのがシャフトだ。最近のドライバーは、純正シャフトの他にカスタムシャフトを選べたり、複数の純正シャフトから選べるといったバリエーションを持つのが一般的だが、このGXに関しては純正の「MFUSION」シャフト一本の設定(Sシャフトで49グラム、Rで39グラムと、フレックスによって重さが変わる)。
しかもこのシャフト、軽量でありながら高剛性。一昔前、軽いシャフトはほぼ間違いなく剛性が低く、柔らかい、あるいは頼りないものだったが、カーボン技術の進化により、軽くても剛性が高いシャフトが実現できるようになったわけだ。軽く・硬いことでヘッドがブレず、ボールを正確にとらえることができる。そんなシャフトになっているという。
テーラーメイドのM4、キャロウェイのローグといった有力ドライバーが海外ブランドから相次いで登場する中で発表された新たな注目ドライバー、ミズノの「GX」。寒さ厳しい今年の冬だが、春のドライバー戦線は今後さらに過熱しそうな気配だ。
ミズノ GXドライバーは2018年3月16日発売。予想店頭価格は6万4500円+税。フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンも同時発売されるという。