女子メジャーチャンプが使用する超軽ヘッド
昨年の日本の賞金王、賞金女王、今年のマスターズチャンプ、そのすべてが使用しているドライバーは「ピン G400 LSテック ドライバー」だ。さて、実は今年、女子のメジャーもピンのドライバーが制しているのをご存知だろうか?
「ANAインスピレーション」で、優勝したパーニラ・リンドベリが手にしていたのは、「ピン G Le ドライバー」がそれだ。「あれ? 新製品?」と思った方も少なくないだろう。このドライバーはピンのレディスモデル。女子ツアーなのだから、レディスドライバーを使うのは珍しくないと思われるかも知れないが、非常に珍しいことなのだ。
ピンゴルフジャパンに確認してみると、「ツアーでG Le ドライバーを使っているのは、数多くいる契約プロの中でもパーニラ・リンドベリしかいない」とのこと。というのも女子ツアーの選手、それも米ツアーは女子でも飛距離が出るので、男性アマチュアゴルファーよりも飛ばしている選手がほとんど。必然的にヘッドスピードも速いので、男性用ドライバーを使うのだ。
G Le ドライバーは、レディスクラブだけあって、ヘッド重量がまず軽め、そしてロフト角も11.5度と大きめだ。ヘッドが返りやすいヒール寄りの重心設計でボールがつかまる。加えて軽量T9Sフェースでミスヒットに強い。彼女にとっては、ボールがつかまり、そして上がりやすく、飛距離が出ると、文句無しのドライバーだったのだろう。もちろん、シャフトは純正のレディスシャフトではなく、グラファイトデザイン社のシャフトを入れて使っているが。
ピン史上最軽量で、女子メジャーを制した高い飛距離性能ということで、レディスゴルファーだけでなくヘッドスピードが全盛期よりも遅くなりはじめたシニアゴルファーも魅力的に感じるのではないだろうか。「え、レディスクラブ?」と思わず、一度試してほしい。
ピンゴルフ「G Le ドライバー」の11.5度を2名にプレゼント
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写真/三木崇徳 文/田島基晴