ゴルファーなら1ヤードでも遠くへ飛ばしたいもの。“ノリー”こと堀口宜篤プロによれば「捻転差」をしっかりと使うことで、飛距離アップは可能だという。写真と動画で分かりやすく解説してもらった。
捻転差で飛ばそう!
捻転差とは上半身と下半身の回転差、つまり「ねじれ」のこと。捻転差がなく、上半身と下半身が同じタイミングで回転してしまうと、ねじれが起きず、ヘッドスピードは上がらない。
捻転差を意識することで体のパワーを効率的にボールに伝えることができると“ノリー”こと堀口プロは語る。
「トップで腰は45度、肩は90度回るのが理想。その捻転差を維持したまま、下半身リードでダウンスウィングに移行していくことで、スウィング中に手を使うことが抑えられ、スクェアで力強いインパクトになります」(堀口)
テークバックで腰を45度、肩90度回し、下半身から切り返すと、インパクトでは腰が45度左に回り、肩はターゲットと平行になった状態でインパクトを迎えることになる。これが、スクェアかつエネルギーが伝わる、飛ばせるインパクトなのだ。
また、トップでつくった捻転差を維持する意識を持ちながらクラブを下ろしていくことで、切り返しのタイミングが早くなることを防ぎ、手打ちを防ぐこともできるという。詳しい動きは動画でチェックしよう!