1978年生まれ、群馬県出身の武藤俊憲(むとう・としのり)。ツアー通算6勝、40歳を迎えた今季は3年ぶりのツアー優勝へ本腰を入れた模様。そんな彼を支える14本のクラブとは?

ドライバーは、つかまる顔だからつかまえなくていい

3月に40歳になり、今シーズンはあらゆるクラブにマイナーチェンジを施したという武藤。新セッティングは「ナチュラルに振れる」ことに重きを置いた。

画像: 「フェースが右を向いていると、手でつかまえにいきたくなる」ため、体全体で自然に振れるややフックフェースが好み。ドライバー「ミズノ MP TYPE-1」(9.5度)

「フェースが右を向いていると、手でつかまえにいきたくなる」ため、体全体で自然に振れるややフックフェースが好み。ドライバー「ミズノ MP TYPE-1」(9.5度)

「ドライバーのMP TYPE-1は、弾き系の弾道で、飛距離がかなり伸びました。それも、いきなり飛び出すのではなく、しっかりとフェースに乗ってから前に飛ぶので、打感もイメージどおりです。ドライバーに限らず、大事なのはフェースがやや左を向いていること。力に頼って振り回さなくていいので、自然に振って強い球が打てる。『つかまる顔だからこそ、つかまえなくていい』という発想です」。

無理に上げる必要がないので、スウィングが崩れなくなった

さらに、長年入れていたロングアイアンをユーティリティに替えた。

「球の上げやすさを第一に考え、ロングアイアンからユーティリティにしました。無理に上げようとしなくていいので、スウィングが崩れなくなりました」。

アイアンはソールの形状にこだわりを持つ。

画像: 今秋発売予定のミズノプロの新アイアン。ソールの4方向から削りを加えた。ナチュラルに振れる感覚を追求した。アイアン「ミズノプロ プロトタイプ」(5I~PW)

今秋発売予定のミズノプロの新アイアン。ソールの4方向から削りを加えた。ナチュラルに振れる感覚を追求した。アイアン「ミズノプロ プロトタイプ」(5I~PW)

「以前、使っていたミズノ MP-64ルークソールのイメージで、縦方向にも横方向にも丸みができるように削りを入れました。おかげで、ヒールからクラブを入れてトウ側に抜いていくという打ち方も自在にできるようになりましたね」

さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト7/17号「pro's spec」をチェック!

撮影/姉崎正

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