いよいよ開幕直前の全英オープン。タフなリンクスコースとして知られるカーヌスティで勝ち星を挙げるのはいったい誰なのか、ツアー通算9勝の佐藤信人に聞いた!

佐藤信人の本命はジョン・ラーム

タイガー・ウッズの復活優勝なるか、松山英樹のメジャー初制覇なるかと期待が高まる今回の全英オープン。海外メディアなどの優勝予想を見ると、ダスティン・ジョンソンを本命視するケースが多いが、佐藤信人が本命に推すのは、ジョンソンに引けを取らない飛ばし屋、ジョン・ラームだ。

画像: 佐藤信人の本命は、直近の2試合で素晴らしい戦いをしたジョン・ラーム(写真は2018年の全米オープン 撮影/岡沢裕行)

佐藤信人の本命は、直近の2試合で素晴らしい戦いをしたジョン・ラーム(写真は2018年の全米オープン 撮影/岡沢裕行)

「USオープン予選落ちの後、欧州ツアー2試合(フレンチオープン、アイリッシュオープン)に出場。どちらも最終日にトリプルボギーを打ち、また怒って崩れていく(編注:ラームは怒りからスコアを崩すケースが過去にあった)かと思われたところからジワジワと巻き返し、結局最終ホールまで優勝の可能性があるところまで戻ってきました。4位タイと5位タイでしたが、とても素晴らしい戦いをしたと思いました。勝てなくても凄く手応えのある終わり方だったので勢いがあります」

今年はPGAツアーで1勝、欧州ツアーで1勝を挙げ、世界ランクは現在5位。まだ23歳と若いが、もっともメジャーに近い選手の一人と言われるラームが全英で初タイトルなるか、注目だ。

対抗はちょっと意外? なセルヒオ・ガルシア

続いて「対抗」を聞くと、ちょっと意外なことに世界ランク19位のセルヒオ・ガルシアの名前が挙がった。昨年のマスターズで念願のメジャー初制覇を成し遂げ、クラブ契約がテーラーメイドからキャロウェイに変わった今年も、国内男子ツアーの開幕戦(アジアンツアーとの共催競技)「シンガポールオープン」で勝利。幸先良いスタートを切ったと思ったが、連覇を狙ったマスターズで初日に大叩きして以来どうもパッとしない印象だが……。

画像: マスターズ以降低迷が続いていたが、ここ2試合で調子が上向いてきたセルヒオ・ガルシア(写真は2018年の全米オープン 撮影/岡沢裕行)

マスターズ以降低迷が続いていたが、ここ2試合で調子が上向いてきたセルヒオ・ガルシア(写真は2018年の全米オープン 撮影/岡沢裕行)

「今年はマスターズ初日の15番で13を打ち、そこからずっと低迷していました。テキサスオープンやバイロンネルソンでも予選落ちし、USオープンもまったく見せ場なく予選落ち。翌週ドイツに渡ってBMWインターナショナルの最終日にようやく久しぶりの60台をマークして12位タイに入ると、連戦したフレンチオープンでは優勝争いに加わり、流れは確実に上向いています」

実は今回のカーヌスティは、ガルシアにとっては相性の悪くないコースだ。「(カーヌスティは)2007年ハリントンにプレーオフで敗れた地。リベンジ優勝の可能性があるのでは」(佐藤)と予想した。

この選手の名前は覚えておこう! 穴は“大逆転男”アレックス・ノレン

さて、最後は穴の予想。佐藤が挙げたのは、世界ランク11位、スウェーデンの36歳、アレックス・ノレンだ。

画像: フレンチオープンで優勝したアレックス・ノレン。カーヌスティのコースレコードを持っていたこともある(写真は2018年のマスターズ 撮影/姉崎正)

フレンチオープンで優勝したアレックス・ノレン。カーヌスティのコースレコードを持っていたこともある(写真は2018年のマスターズ 撮影/姉崎正)

「3週間前のフレンチオープンでは7打差をひっくり返して欧州ツアー10勝目を挙げました。ここ2年くらいの充実度が非常に高く、今年はPGAツアーメンバー1年目でアメリカでも安定しています。彼の8、9、10勝目はいずれも大逆転優勝。絶対最後まで諦めない姿勢、リンクスコースでの実績も高く、カーヌスティのコースレコードはトミー・フリートウッドに塗り替えられる前はノレンが持っていたことなど考えると、何か一発やってくれそうな気がします」

直前での優勝、開催コースでのコースレコード、欧州でのたしかな実績……たしかに、ノレンは不気味な存在と言えそうだ。

間もなく始まる全英オープン。みなさんは誰が勝つと思いますか?

キャロウェイ

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