180ヤードから乗せるには?
アマチュアが残り180ヤードから乗せるのは至難の技。かといって刻むのはもったいない感じもする、非常に悩ましい距離だ。この残り180ヤードをきっちりグリーンに乗せるために大事なのは「まず、狙い方です」と言うのは“ノリー”こと教え上手の堀口宜篤プロ。
「ピンを狙うのはNG。しっかりと広いほうを狙うことが大切です」(ノリー、以下同)
アマチュアはついピンを狙ってしまいがちだが、残り180ヤードからピンを狙うのはただの無謀。自分が曲がりやすい方向を考えた上でショットを打つことも大切だ
もちろんクラブの選択も重要。飛距離的には7番ウッド、5番アイアン、ユーティリティなどが挙げられるが、ノリーのオススメはユーティリティ。ユーティリティはアイアンとFWの中間のようなクラブ。FWよりもシャフトが短くアイアンよりもスポットが広いため、打ち込んでも、払い打ちでもボールを捉えられる便利なクラブだ。
![画像: ノリーはアイアンとFWの中間であるユーティリティを選択](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/07/20/25339491f85d5e7bced854df6e81cb549d447fee_xlarge.jpg)
ノリーはアイアンとFWの中間であるユーティリティを選択
セットアップに関しては「ドライバーの位置よりもボール一個分くらい中に入れる」のが良いという。
![画像: ボールの位置は「ドライバーの位置」よりもボール一個分中に入れる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/07/20/1c08bf692e274b72b7a5ce90604bdf3bb365b580_xlarge.jpg)
ボールの位置は「ドライバーの位置」よりもボール一個分中に入れる
さて、肝心のスウィングだが、180ヤード飛ばすとなると力んでしまって手だけで打ってしまったり、遠くへ飛ばそうと必要以上に大きくテークバックしてしまいがちだが、それは逆効果。
「大きなトップを作ろうとするのではなく、体をしっかりと回すことで手が自然と上がる位置まで上げ、重さを感じたところでしっかりと切り返す。そうすることによってスムーズに体が動いてきます。体全体を使って打ちましょう」
![画像: 大事なのは、力まずに体全体を使って打つこと。特に上半身を柔らかく使うのが重要だ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/07/20/625a42ac74025ecc2e13974a02bd02202e19e2ce_xlarge.jpg)
大事なのは、力まずに体全体を使って打つこと。特に上半身を柔らかく使うのが重要だ
動画では、しっかり飛ばすための正しいスウィングを身につける練習法を、詳しい解説を交えて紹介。ぜひチェックしよう!
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