今週開催の全米プロゴルフ選手権では、練習ラウンドでの短パン着用が認められている。そこで勝手に「短パン選手権 in USA」を開催! 普段は見られない短パン姿でここぞとばかりにオシャレに気合いを入れる選手たちをファッションチェック!

こんにちはケンジロウです。

ミズーリ州のセントルイスCCからお届けしております。

全米プロ練習日の水曜日が終わりました。昨日とはうって変わって朝から晴天が続き、気温が37度近くまで上がってかなり暑かったですね。日本の猛暑に比べると、まだ過ごしやすいですが、多少湿気があるので、ジワっと汗が出るような感じです。

松山英樹は朝8時から宮里優作と一緒にインコースを練習ラウンド。その後ろで回る予定だったアダム・スコットと前回の記事で紹介したホアキン・ニーマンと一緒に回ることになりました。

ホアキンにとっては、アダムや松山といった世界クラスの選手と練習ラウンドできたのは、いい経験だったでしょうね。さて、今回のテーマを発表します。

それは……「短パン選手権」です!

誰が一番短パンが似合うか、PGAツアーいちのファッションリーダーを決める勝手気ままなファッションチェックです。

実は今週の全米プロでは、選手は練習ラウンドでの短パン着用が認められています。もちろん長ズボンを穿く選手もいますが、今日の暑さもあってか、多くの選手が短パンを穿いていました。

まずはそんな彼らの短パン姿を見てみましょう。その短パンスタイルについて編集部にいる元某男性ファッション誌編集部のTにファッションチェックしてもらいました。

画像: 画像1/全米プロ練習日に短パンを着用していたゲーリー・ウッドランド(左上)、ジョーダン・スピース(右上)、ブライソン・デシャンボー(左下)、トニー・フィナウ(右下)

画像1/全米プロ練習日に短パンを着用していたゲーリー・ウッドランド(左上)、ジョーダン・スピース(右上)、ブライソン・デシャンボー(左下)、トニー・フィナウ(右下)

エントリーNO.1:ゲーリー・ウッドランド(画像1左上)

→膝が隠れていて太さもあるのでカジュアル感が強い。白の短パンはどんなトップスにも合うので一本はもっていたい。

エントリーNO.2:ジョーダン・スピース(画像1右上)

→膝上2〜3cmの丈感は上手。ネイビーの色味とともに上品な印象。脚が細いのでもう少し短パンもほっそり目の方が上品な雰囲気になるかも。

エントリーNO.3:ブライソン・デシャンボー(画像1左下)

→膝の皿がわずかに隠れる丈感ながら、かなりほっそりしたサイズ感なのでお洒落。ローライズなのも好印象。大人っぽいコーディネート含め、自分の体型をわかったベスト短パンコーデだと思います。

エントリーNO.4:トニー・フィナウ(画像1右下)

→丈感、サイズ感ともに絶妙。ただ長めのソックスは意図的だとは思いますが高難度です。

画像: 画像2/全米プロ練習日に短パンを着用していたジョナサン・ベガス(左上)、トミー・フリートウッド(右上)、ホアキン・ニーマン(左下)、ジャスティン・トーマス(右下)

画像2/全米プロ練習日に短パンを着用していたジョナサン・ベガス(左上)、トミー・フリートウッド(右上)、ホアキン・ニーマン(左下)、ジャスティン・トーマス(右下)

エントリーNO.5:ジョナサン・ベガス(画像2左上)

→少し長めで股も深めのゴルフの王道短パンコーデ。センタークリース(中央の折り目)を残していて品が香ります。

エントリーNO.6:トミー・フリートウッド(画像2右上)

→キャップや靴と比べてもらえれば分かる通り、あえてピュア白ではなくオフホワイトなのが大人っぽい。サイズ感丈感ともにさすがです。白ではなくオフホワイトという新提案をもってくるあたりトレンドリーダーですね。

エントリーNO.7:ホアキン・ニーマン(画像2左下)

→膝の皿が少し隠れているためカジュアルな印象。シルエットももう少しほっそりめでもいいかなと。

エントリーNO.8:ジャスティン・トーマス(画像2右下)

→膝上の丈、ほっそりのサイズ感、そして茶ベルトと白短パンを上手に着こなした模範的なスタイル。

画像: 画像3/全米プロ練習日に短パンを着用していたビリー・ホーシェル(左上)、フランチェスコ・モリナリ(右上)、ラファ・カブレラベージョ(左下)、時松隆光の父(右下)

画像3/全米プロ練習日に短パンを着用していたビリー・ホーシェル(左上)、フランチェスコ・モリナリ(右上)、ラファ・カブレラベージョ(左下)、時松隆光の父(右下)

エントリーNO.9:ビリー・ホーシェル(画像3左上)

→プリントが施されてた柄パンもネイビーなら違和感なく着こなせます。水色のポロシャツを合わせて青で統一感を出しているので爽やかです。

エントリーNO.10:フランチェスコ・モリナリ(画像3右上)

→丈は若干長めながら、シルエットがほっそりなので大人っぽい。少し丈が長いなと思ったらこうやってロールアップすることでサイズ感は調整できます。

エントリーNO.11:ラファ・カブレラベージョ(画像3左下)

→白ではなくグレーというのが新鮮です。サイズ感、丈感は最高。パンツがグレーな分、ピンクのポロでも派手さが抑えられています。

エントリーNO.12:時松隆光プロのお父さん(画像3右下)

→日焼け対策はバッチリ。

個人的にはシュッとしているスピースの短パン姿は好きですね。フィルはいかにもアメリカ人っていう感じのスタイル。

モリナリなんかはちょっと大き目なパンツで、幼く見えますよね。

少年のような姿を醸し出していたトニー・フィナウ。彼に直撃して今日のファッションのポイントについて聞いてみました。

「テーマはリラックス。リラックスできるようなスタイルが好きなんだ。今日のポイントはソックスかな。ちょっと長いのが好きなんだ。かかとがかくれていたほうがサッカーやバスケみたいでカッコイイだろう?」とフィナウ。

長い靴下は短パンの丈とのバランスがけっこう難しそうだけど、上手く穿きこなしていますよね。前出の編集Tが短パンをうまく穿きこなすコツを解説してくれました。

「短パン姿をお洒落に見せるためには丈感にこだわってほしいです。太ももが少しでも見えてしまうくらい短いと、脚が見える面積が多くなりセクシーさが増すので中性的な印象を与えます。反対にひざが隠れる長さだと、短パンでも長パンでもない中途半端な印象を与えるのでカジュアル感が強く大人っぽさはなくなります。

ポイントはひざの皿が完全に見える程度。動いているときにひざが隠れる可能性もあるのでひざの皿より2cm上が品良く見えます。そして一般的なスラックスよりもちょいほっそり目だと大人っぽくなりますよ」(T)

この条件を上手く満たしているのはスピースですかね。皆さんはどのプロの短パンスタイルが好きでしたか?

写真/姉﨑正

※ 2018年8月9日18時 一部文章を修正いたしました

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