ドライバーで飛距離を稼ぎたい!しかし気合を入れたショットほど引っかかってしまう...レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞したこともある増田哲仁の著書「ネジらない!から遠くへ飛ぶ、ピンに寄る。」から、スウィング中の腕の使い方を教えてもらおう。
腕を盾に上げると引っかけない
——腕の動きで注意するところはありますか。
スウィング中、腕を横ではなく縦に使うことですね。右に振り上げて、左に振り上げる。横振りだとフェースが開いて閉じるねじれの動きが大きくなるので、左へ引っかけやすくなります。
歩くときや走るとき、腕を横に振る人は、ほとんどいません。ゴルフのスウィングでも腕は体の中心から外さず、縦に縦に振り上げて使うのが自然なんです。グリップしたときに左手は体のほうに、右手はヘッドのほうに、左右の手を前後に引っ張り合いながらクラブを持って振ると腕を使いやすくなりますから試してみてください。
重心を高くし、腕をタテに使うことができれば、引っかけのミスが出なくなるのはもちろん、ドライバーの飛距離も方向性もアップしますよ。
「ネジらない!から遠くへ飛ぶ、ピンに寄る」(ゴルフダイジェスト新書)より
写真/岩村一男
※一部訂正致しました(2018.8.21 15:34)