レギュラーシーズンが終了し、年間王者を決めるフェディックスカップ・レースが始まる。1000万ドル(約11億円)のビッグボーナスは誰の手に渡るのか。小平智は新人王にあたるルーキー・オブ・ザ・イヤーになれるか!? など見所はたくさん。そんな4試合のプレーオフ、その第一戦をツアー9勝の佐藤信人が予想!

ウィンダム選手権が終わりレギュラーシーズンが終了しました。開幕戦のセーフウェイオープンからずっと進んできたフェデックスカップレースもいよいよ大詰めです。ここからはポイントが4倍にな
り、総額3500万ドルという超ビッグボーナス争奪戦のフィナーレへと向かっていきます。

画像: 小平はプレーオフで活躍し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれることができるか(写真は2018年全米プロゴルフ選手権)

小平はプレーオフで活躍し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれることができるか(写真は2018年全米プロゴルフ選手権)

残念ながら125位に入れなかった126位以下の選手は入れ替え戦にまわり、200位以下の選手はWeb.comツアーのQスクールへと向かうことになります。

125位に入った栄えある精鋭たちでまずはプレーオフ第1戦のザ・ノーザントラストを戦います。次週第2戦では出場者は100位までの選手になり、第3戦ではそれが70位までに減り、最終戦のツアーチャンピオンシップはわずか30名になり、そしてフェデックスカップ年間王者が決定します。

2015年からポイント配分が変わり、それ以前ほどの大まくりは少なくなったものの、プレーオフに入ってからの成績次第でレギュラーシーズンの順位は大きく変化します。松山英樹選手と小平智選手が76位と77位に付けていますが、ここから大きくジャンプアップすれば松山選手は5年連続で30名の戦いに残ることが出来ますし、小平選手も最終戦まで行けばまだルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる可能性があります。

今年のザ・ノーザントラストの会場は4年ぶりにリッジウッド・カントリークラブ。2008年、2010年、2014年と同大会がこの会場で行われました。ベスページ・ブラックやバルタスロールを手がけたA.W.ティリングハーストが設計した歴史あるコースで、1995年以降ギル・ハンスが何度か改造を行なっています。

27ホールある中から18ホールを選んで使っているコンポジットコースで、今回は2014年大会と少し違う18ホールになっていて総距離で66ヤード伸びています。改造によりフェアウェイが広げられ、グリーンはツアーの平均よりはるかに小さいサイズでポアナが入っています。またコースの状態はソフトで大会中も雨が降る予報になっているので、先日の全米プロのようにロングヒッター有利な展開が予想されます。

画像: コースが変わっても今大会と相性の良いジェイソン・デイ(写真は2018年全米プロゴルフ選手権)

コースが変わっても今大会と相性の良いジェイソン・デイ(写真は2018年全米プロゴルフ選手権)

毎年開催コースが変わってもこの大会と相性抜群なのがジェイソン・デイです。2015年に勝っていますが、2014年ここで2位タイになって以降4年連続でトップ10に入っていて、2010年大会でも5位タイに入っていてこのコースとの相性も良さそうです。ロングヒッター向きのコースコンディション、ポアナグリーンとの相性、今シーズンの流れ、デイにとって後押しになる条件がたくさん揃っています。

先週見事な優勝を果たしたブラント・スネデカーも楽しみなひとりです。ケガから復帰後は成績が出ず苦しいシーズンでしたが、先週の優勝でいろんなプレッシャーから解放されたのではないでしょう
か。今年出られなかったマスターズの出場権も得て、次は過去2回出場しているライダーカップに気持ちがシフトしているのではと想像します。この試合との相性という点では2度のトップ10がある
ものの、10回出場して半分の5回が予選落ちと決して良くありません。ただ現在置かれてる状況を想像するとノープレッシャーで気持ち良く戦えるはずですし、1度火がつくと長く続くタイプだというのもこれまでの実績から見て取れます。

画像: 今季メジャー2勝のブルックス・ケプカはポイントランク3位でプレーオフへ。年間王者を獲得できるか(写真は2018年全米プロゴルフ選手権)

今季メジャー2勝のブルックス・ケプカはポイントランク3位でプレーオフへ。年間王者を獲得できるか(写真は2018年全米プロゴルフ選手権)

今年のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーはメジャー2勝のケプカで決まりという感じですが、フェデックスカップの年間王者やルーキー・オブ・ザ・イヤーはまだまだここから。プレーオフの初戦が始まります。

撮影/姉崎正

GOLF5

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