流体力学を応用して飛びを追求
月刊ゴルフダイジェストの名物企画「D-1グランプリ」。試打を繰り返して、その年のNO.1ぶっ飛びドライバーを決めるという企画の第1回目の衝撃はすごかった。では、その初代王者はどんなクラブだったのか?
本を広げ、驚いた読者は少なくないはずだ。それは『福山ゴルフF-1チタン』という地クラブだったのだから。取り扱いのないゴルフショップには、問い合わせが殺到し、F-1チタンは、地クラブブームの牽引役となった。
福山ゴルフは、広島県福山市のゴルフクラブメーカー。創業者の橋本好巨氏は、佐藤儀一や宮本留吉のクラブ作りを吸収し、昭和36年に福山ゴルフを創業。F-1チタンは、パーシモンドライバーを知り尽くした福山ゴルフが作っただけあって、美しい形状、打感の良さに加え抜群の飛距離性能を誇っていた。
その「F-1チタン」の後継ともいえるモデルが『F-1スカイワードα』だ。流体力学を応用しヘッド側面に独特な形状を採用。それにより、超ディープフェースにもかかわらず、乱流を防止してブレを低減し、ヘッドを加速させる。直進性の向上、最適なボール回転数を実現し、打球の吹き上がりを抑制するために、ルール適合内で、最大値のフェース高を確保した。
独自の球面フェース「10Rフェース」の採用で、反発係数をアップ。キャリーだけでなく、ランも出るヘッドに仕上がった。2種類のオリジナルシャフトは、高級素材をふんだんに使用。再びD-1の頂点を狙えるドライバーといえるだろう。
20年前の衝撃を思い出すファンに加え、初めて手に取る人も、形状の美しさと飛距離性能に、魅了されるだろう。この美しいドライバーは、長くあなたの相棒となってくれるはずだ。
福山ゴルフ 「F-1 スカイワード α ドライバー」を2名にプレゼント
今週紹介している「福山ゴルフ F-1 スカイワード α ドライバー」を、2名様にプレゼント。週刊ゴルフダイジェスト連動企画「ネクストブレイク ゴルフグッズ&ギア」、気になる人は本誌もチェックしてみよう。応募は下のバナーより。
撮影/三木崇徳、文/田島基晴