雑巾王子の考えを釣り竿メーカーが具現化“でら”飛ぶシャフト
デラマックスというシャフトをご存知だろうか?
デラというのは、名古屋弁で『どえらい』という意味なので、直訳すると、『どえらく最大』となる。しかし、デラマックスの製造元であるオリムピックは、本社が大阪で工場が和歌山と、名古屋と縁もゆかりもない。
1年で飛距離を100ヤード以上伸ばして、全日本ドラコン選手権大会の決勝まで進出した武市悦宏。13年のレッスン・オブ・ザ・イヤーでもある彼がプロデュースしたのがこのシャフトで、彼の口癖の『デラ』を名前に使用し、どえらく最大の飛距離を狙ったギアということで、じわじわと人気が出ている。
デラマックスの最新シャフトは「03β プレミアムシリーズ」。同社史上、最高初速を記録した超飛び系シャフト。『粘りと弾きの融合』をテーマに、粘ってタイミングが取りやすく、弾いて飛距離が出せるシャフトだ。
超高弾性繊維と特別な4軸織物をレイアウトして、多くのプロから「とにかく初速が速い!」と評判に。トルクを抑え、叩いても曲がらないシャフトができあがった。決してハードヒッター向けでも、上級者向けでもない。重さと硬さを選べば、幅広いゴルファーに飛距離と安定性をもたらしてくれる。
『コクはあるけど雑味のない、“でら”美味しいカレーライスみたいな感じのシャフト』とは開発者の武市プロ談。身近だけど、でら美味しくて、毎日食べても飽きない。つまり、誰でも非常に扱いやすいけど、抜群の飛距離性能で、毎回安定したショットが打てそうなイメージが湧いてくる。
ユニークな武市プロと、シャフトを超真面目に作り上げるオリムピックのまさかの化学反応でできあがったデラマックス。カレーライスのように飽きないので長く使えるだろう。
オリムピック「デラマックス 03β プレミアムシリーズ」を2名にプレゼント
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撮影/三木崇徳、文/田島基晴
2020年、京都でデラマックス使用のカスタムドライバー発見!人気の秘密を現地取材しました↓