きっかけは「ハマの番長・三浦大輔」が主催の自主トレへの参加
三ヶ島が夢中になっているもの、それはズバリ、自身のSNSなどにも時折アップする「横浜ベイスターズ観戦」だ。野球ファンというと地元の球団を応援するイメージがあるが、福岡出身の三ヶ島はなぜかベイスターズファン。同じベイスターズファンである川崎志穂とともに野球観戦をするというが、どうしてベイスターズファンになったのか。野球観戦のどこに魅力があるのか聞いてみた。
この日のカメラマンは横浜ベイスターズの公式トレーディングカードの撮影も行っており、ベイスターズの話で三ヶ島と意気投合。トレーディングカードができたら三ヶ島にプレゼントすると約束をしていたのだが、ついにカードができあがり、三ヶ島に渡しに行った。
カードを開けて選手を見るなり選手の名前を口にしながら大喜び。さすがファンは違う。
「最初は三浦さんの自主トレに参加させてもらって一緒にトレーニングをしたところからですね」(三ヶ島)
と話す。三浦さんというのは「ハマの番長」こと三浦大輔。現役を引退した元横浜DeNAベイスターズ投手である三浦が率いる、若手プロ野球選手の自主トレに参加したのがきっかけだという。とはいえ三ヶ島は福岡出身。
「出身は福岡なんですが、それは……シーで(笑)」(三ヶ島)
と、ベイスターズへの愛が大きいことをうかがわせた。よく一緒に観戦に行く川崎志穂はどうなのか。
「元々は(川崎の出身である千葉が本拠地の)マリーンズが好きだったんですが、私がベイスターズの試合を見に行こう誘ってからどっぷりベイスターズです」(三ヶ島)
と友人までをもファンにしてしまうあたりさすがである。
「でも、選手の名前、全員言えるかどうかは怪しいので、“にわか”くらいに思っておいてもらったほうがいいですね(笑)」(三ヶ島)
と笑顔をのぞかせた。そんな三ヶ島に好きな選手を聞いてみた。
「一緒にトレーニングをしている選手たちとは自然と接点が多いですね。そういう選手たちとは年に1回くらいですが、オフの間に一緒にゴルフもします」(三ヶ島)
そんな野球観戦の魅力とは?
「単純な息抜きとかではなく、一生懸命頑張っている選手たちを見て気持ちを奮い立たせるというか、私も頑張らなきゃって刺激をもらえるところですね」(三ヶ島)
とのことだった。違う競技でも、同じアスリートとして刺激を受けているという三ヶ島。今年も合同自主トレへの参加で切磋琢磨することだろう。
撮影/矢田部裕 取材大会/樋口久子 三菱電機レディス