100切りを狙う上では、傾斜地からのショットもそこそこの精度がほしいところ。しかし、複数パターンある傾斜地からの打ち方を思い出すだけで頭の中がこんがらがる……というゴルファーは少なくないはず。そこで、名手が教えてくれた至高の一言をご紹介!

100切りゴルファーにこそ勧めたい、伝説の名手の言葉

今日がコースデビューというあるゴルファーが、ゴルフ場でこう言いました。「こんなに傾斜があるなんて、聞いてない!」

ゴルフ場には傾斜があるから難しく、初心者ゴルファーはもちろん、100を切りたいレベルのゴルファーにも大きな課題となります。

画像: 初心者、100切りゴルファーにとって大きな課題となる傾斜を克服するには……?

初心者、100切りゴルファーにとって大きな課題となる傾斜を克服するには……?

傾斜には様々あり、それぞれに攻略法があります。それらすべてを頭に入れるだけでも大変だし、いざコースでその状況に出くわしたとき、いちいち思い出して実行するとなれば、さらに大変。

では、どうしたらいいのでしょうか。

日本オープンを2勝し、日本ゴルフ殿堂にも入っている伝説の名手、小針春芳プロをご存知でしょうか。かつて小針プロが、とあるゴルフ場で傾斜地からの打ち方について、このようなことを言っていました。

「傾斜地に来たら、一回ゴルフをやめればいいんだよ」

もちろん、本当にゴルフをやめてクラブハウスに引き上げるわけではありません。スタンスの向きはどうだ、立ち方がどうだ振り方がどうだとやる前に、頭のなかをほんの一瞬空っぽにして、遠くの山でも眺めてごらん、そういう教えです。

遠くの山でもいいし、流れる雲でもいいので、一瞬だけ、意識を「次のショット」から切り離す。そのとき、傾斜に対して人はすごく自然に“立つ”ことができています。傾斜地でなによりも大切なのは、自然にスッと立つことなのだと小針プロは教えてくれました。

マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCは、ジョージア州のかつては果樹園だった場所に造られたコースで、テレビ画面では見えにくいですが、ものすごくダイナミックなアップダウンがあります。ですが、プロたちはみな傾斜に立っているように見えません。それは、すごく自然に“立つ”ということができているからではないでしょうか。

名手の言葉、一度実践してみてはどうでしょうか。

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