月刊ゴルフダイジェスト2019年3月号(セルヒオ・ガルシアが表紙)は上達企画、ギア特集がてんこ盛り! なかでも注目してほしい内容を紹介します。

合わせるスウィングから“振る”スウィングへ変えよう!

画像: 合わせるスウィングから“振る”スウィングへ変えよう!

冬の間はしっかり練習をして春のシーズンに備える時季。そんな中で「今年こそ手打ちを卒業だ!」と誓いを立てた人もいるのでは?
ということで手打ち撲滅の練習プログラムを「チーム小田孔明」のプロたちに考えてもらいました。「プロでもシーズンを1年間戦うと、合わせに行ってしまう傾向が出てくるので、冬は“振る感覚”をもう一度体に呼び起こすための練習プログラムを取り入れています。特に左サイドで振れるかが重要なので、そのためにタオル素振りやトップで手を押さえて下半身の使い方を覚えるドリルなどをやります」と小田孔明は言う。

他にも練習場で簡単にできる出球を打ち分ける練習法や、下半身をしっかり使わないと飛ばないフォロー押しなど、“振る”スウィングを手に入れるための練習法が盛りだくさん。百戦錬磨のトップアマの練習法などもあるので、この冬は自分に合った練習法を取り入れて春先にビュンビュン振れる力を手に入れよう!

飛んで曲がらない極意を池田勇太に学ぼう!

画像: 飛んで曲がらない極意を池田勇太に学ぼう!

2018年のトータルドライビング1位に輝いた池田勇太プロ。その飛ばしの秘密はシャフトの“逆しなり”にあるという。「飛ばすためにはインパクトのヘッドスピードを上げることが重要だけど、その動きはクラブテストで使うスウィングロボットの動きが理想です。手を速く振るんじゃなくて、むしろ手はインパクトの直前に一瞬止めるくらいのイメージで振ることでヘッドが走って飛ばせるんです」と言う。

誌面では、下半身をアクティブに使うヒールアップ&ヒールダウンや体のセンターで腰を回転させるなどの飛ばしの6つのコツを紹介。それに加えて狙ったところにしっかり打つための秘訣など、曲げずに飛ばす池田流のコツを伝授してくれた。これを読んで正確性の高いビッグドライブを手に入れよう!

ハーフで5打縮まる“強心臓”を作ろう!

画像: ハーフで5打縮まる“強心臓”を作ろう!

ずっとパーを重ねていたのに突然ダボを叩いてしまい、そこからズルズルと大叩きしてしまう、そんな経験は誰にでもあるはず。それはメンタルの弱さに原因あるのだろうか。そこで特に“強心臓”の持ち主として有名な元サッカー日本代表の遠藤保仁選手と2018年賞金王に輝いた今平周吾プロに独占インタビュー。2人のメンタルの強さの秘密にとことん迫りました。

そして2人の強いメンタルをスポーツメンタル上級指導士高妻容一教授に解説してもらいました。「2人に共通するのは、ミスしたときに“仕方ない”と受け入れられている点と楽しむ姿勢です。ミスに対しクヨクヨせずにミスを受け入れることで気持ちは切り替わり、そのあとのホールでは大叩きという負の連鎖は断ち切れます。また、2人は新しいことは楽しいと考えていますが、楽しむための材料を手に入れるために情報を得る姿勢が強心臓を維持する上で重要なポイントになるんです」と言う。

他にも僕らアマチュアが“強心臓”を手に入れるための心穏やかになる音楽や、ミスしたあとの対処法を詳しくご紹介。これを読めばどんな場面でも心が揺さぶられない“強心臓”が作り上げられるぞ!

14本のクラブセッティングはアイアンのロフトで決めよう!

画像: 14本のクラブセッティングはアイアンのロフトで決めよう!

スコアメークには、クラブ14本の組み合わせがやっぱり大事。その中でセッティングの軸になるのはアイアンだというのは豊富な試打経験でギアの特性を知り尽くす伊丹大介プロ。「クラブセッティングは14本の“真ん中”に位置する6I~PWを軸にすると作りやすくなります。そこで重要になるのが“キャリーピッチ”です。特に振りすぎずに100球打って100球フィニッシュのバランスが崩れない7~8割のスピードでのキャリーを知ることが大切です。こうすることで均等なキャリー差ができ、70台が出るセッティングが作りやすくなるんです」(伊丹)

誌面では、アイアンのロフトの考え方に加え、6Iの上に入れる170~180Yのクラブ選びや、キャリーで組み合わせを考えるウェッジの選び方をご紹介。他にもヘッド速度とプレースタイル別の編集部オススメ14本セッティングもあるので、ぜひとも参考にして70台の出るセッティング作りに生かしてください。

冬芝でもパターに逃げずSWで寄せる!

画像: 冬芝でもパターに逃げずSWで寄せる!

ザックリしそうな冬芝は、ミスを怖れてパターで転がしたり、ボールを右に置いてクリーンに打つようにしている人も多いはず。しかし、この打ち方ではむしろミスを助長するだけだと石渡俊彦プロは言う。

「ボールを右に置いて鋭角に入れれば確かにクリーンに当てやすい側面もありますが、ウェッジの刃から入って地面に刺さりやすいので“イチかバチか”の打ち方なんです。なので僕はボールを真ん中に置いて“V字軌道”で打つ打ち方をオススメします。この打ち方だと最下点でボールをとらえることができるため、ソールを使えてミスの可能性も少なくなるんです」(石渡プロ)

V字軌道で打つためには手首を正しくコックすることが大切で、そのためには『指伸筋』という右腕の前腕の筋肉を意識することで上手くいくのだと言う。他にも内ももをくっつけるように下半身主導で体を回す方法など、冬芝でも上げて寄せられるワザを大公開。ぜひ試してほしい!

真の“フェードボール”とは右に曲がらないストレートボール!

画像: 真の“フェードボール”とは右に曲がらないストレートボール!

50歳を迎えながら今季もシード選手である藤田寛之プロと90年代の花形選手である芹澤信雄プロはともに“フェ―ドボーラー”であるが、実際は右に曲がらないストレートボールがフェードの正体だと2人は言う。

「試合中、プロはどこかで左に曲がる不安を抱えてラウンドしています。しかしここで左を警戒してしまうと体が止まってしまいクラブが振れなくなってしまうんです。なので左を消せるフェードを取り入れているんです。このフェードはカット打ちというわけではなく、大前提としては球がつかまるスウィングなんです。正しくフェースローテーションしていく前後でギュッと腰を回すとフェースはスクェアのまま目標に真っすぐ動きます。これがぼくたちのフェードの打ち方なんです」と藤田寛之プロ

これを読めば飛距離もコントロールも両立した真のフェードが手に入れられるぞ!

続きは、現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト2019年3月号でチェックしよう!

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