5分から3分へ! 今まで以上にボールをよく見よう
今までのルールでは林などにボールを打ちこんでしまった場合、捜索時間は5分と決められていたのだが、それが3分に短縮された。
このルール変更もプレーの進行を早めるためなのだが、ボールを探す時間が短くなっただけロストボールの確率が上がるとも言えるため、暫定球を打つ機会が増えるだろう。

5分から3分に。絶対に覚えておきたいルール変更だ
しかしボールを見つけられずに紛失となった場合は、ティイングエリアに戻って打ち直さなければならないため、それを考えれば暫定球は大した手間にはならないはず。深い林などに打ち込んでしまった場合は、念のため暫定球を打っておいた方が得策だ。
ここまでを読むとなんか余計に時間かかりそうと思った人もいるだろう。そう思われるのを見越してか、試合などでは適用しないローカルルールに以下の処置を推奨している。

万が一見つからなかった場合に備え、新たな処置も推奨されている(本文参照)
「OBもしくはロストボールだった場合、OBエリアを横切ったもしくはボールが無くなったと思われる地点とホールの等距離にあるラフとフェアウェイの境目から2クラブレングス以内にドロップして2打罰でプレーすることができる」といったものだ。もちろんこの時のドロップの高さは肩からではなくひざから。
これは特設ティからの処置でないにせよ、我々アマチュアゴルファーにはなじみの深いローカルルール「前進4打」とよく似た処置だ。
あくまで上記の前進4打のような処置はローカルルールで推奨されるもの。コースでの試合やオープンコンペなど状況によっては適用されないケースもあるので、ちょっとした競技でも確認するクセを付けておくと良いだろう。
撮影/田中宏幸 モデル/鈴木憲子 協力/サザンヤードカントリークラブ