大事なコンペの前日に一生懸命準備するというゴルファーは多い。準備をしている時間もまた楽しかったりするわけだが、勝利を手にするためには、準備だけでは足りない……かもしれませんよ!

上手い人ほど「表彰式までの時間」を練習場で過ごしている

明日は待ちに待ったゴルフコンペ。一度は優勝カップを手にし、優勝スピーチなるものをしてみたい……そう願うとき、みなさんはどんな行動をとるでしょうか。

練習場で打ち込むという人もいるでしょうし、凝り性な人はコースレイアウトを入手し、18ホールの詳細なゲームプランを練るという人もいるでしょう。そういった準備の結果見事優勝できたら最高ですが、往々にしてそう上手くはいきません。

「今回もダメだったか……」と失意の帰り道。そこが“次、勝てるか否か”の分かれ道です。

画像: コンペ後の練習場、上手い人ほど表彰式までの時間を練習場で過ごしている(撮影/野村知也)

コンペ後の練習場、上手い人ほど表彰式までの時間を練習場で過ごしている(撮影/野村知也)

受験勉強などで問題集を解くときに大切なのは、解答後に答え合わせを行い、どの問題が不正解だったかを知り、どうすればその問題を正解できるようになるかを考えることではないでしょうか。「できること」は一度できればその後もだいたいできる。しかし、できないことはできるようにしない限りできるようにはなりません。

大事なゴルフを「大事なテスト」と考えてみた場合、そこで出たミスはテストにおける「不正解」。
不正解をそのまま放置してしまっては、次のテストでも当然正解は導き出せません。予習=準備はもちろん大切ですが、復習もそれと同じかそれ以上に大切なのです。

大きなコンペでホールアウト後に練習場を覗いてみると、そこでプレー後に黙々とボールを打っているのは、大概がそのコンペでも腕自慢として知られる人だったりします。上手い人はそれだけ「復習」の大切さを知っているんです。

ラウンドの中で出たミスを思い出し、そのミスがなぜ出たか、次同じミスをしないためにはどうすればいいかを考えながら、スウィングしたり、パターをストロークしてみる。100球も200球も打たなくても、ほんの1カゴでも、それもできなければ素振りだけでもしてみる。

そんなことを積み重ねていくうちに、テストの点数が良くなる……ならぬ、ゴルフのスコアは縮まっていくのではないでしょうか

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