日に日に暖かくなり、いよいよゴルフのベストシーズンもすぐそこ……なのだが、花粉症ゴルファーにとっては今が一年で一番辛い時期でもある。ゴルフ女子S子もその一人。花粉症は辛い、さりとてゴルフはしたい……その狭間で悩みに悩んだ彼女が出会った、最新型の“対策”をご紹介。

みなさんこんにちは、花粉症ゴルファーでもあるゴルフ女子S子です。花粉症ゴルファーにはつらい時期がやってきました。目はしょぼしょぼ、鼻はグズグズ……つらい、つらすぎる! でも、ゴルフはしたい。そんなS子が試して良かった花粉対策と失敗談についてお話しちゃいます。

花粉症ゴルファーのみなさんは、コースに出るときどんな対策をしていますか? 「マスクをする」「花粉症の薬を飲む」といったところがオーソドックスでしょうか。S子のゴルフ仲間にも「薬を飲んでるから大丈夫だよ〜」という方がいます。とても羨ましいです。S子ももちろん薬は飲んでいますが、それで症状が多少は軽くなるとしても、くしゃみ、鼻水が止まるところまでは至らず、ゴルフに思いっきり影響が出ます(笑)。

ちょうど去年の今頃は、S子がゴルフを始めて半年ほどの時期。当時は(今もだけど)ゴルフに夢中で、毎日練習してました(今は週3くらいに減りましたが)。学生時代バスケ部で、外でするスポーツをしてこなかったことから花粉の時期を甘く見ていた私。いつもは丸1日外にいることがないので、薬を飲んでマスクをすれば大丈夫でしょ! と花粉の時期の初ラウンドに臨んだ日のことは、今も鮮明に覚えています。

3ホールぐらいはなんとか耐えましたが、それからというものくしゃみはとまらないし、目はかゆく、できることは同伴ゴルファーがティショットするときに息を止めることくらい(くしゃみがでてしまうので)。そうです、ゴルフどころじゃなかったのです(笑)。

こりゃダメだと早速花粉症対策を進めます。目のかゆみは目薬で抑えられたものの、問題は鼻。色々なマスクを試したり、マスクに花粉ガード用のスプレーをしたりと工夫をしましたが、改善されません。世のゴルファーたちはどうしてるのか……と調べていくと「鼻マスク」というアイテムにたどり着きました。早速アマゾンで購入。

届いたのは、たとえるならば「鼻につける耳栓」のようなもの。鼻のフィルターとでもいうべきでしょうか、ちょっと牛の鼻輪みたいにも見えます。S子はゴルファーであると同時に女子なので、つけるのにちょっぴり戸惑います。でも花粉症よりマシだっ! と装着。最初は違和感があるものの、意外と見た目も目立たない。呼吸も問題なくできて、意外といけるかもしれない。

画像: いつもの花粉対策にプラス鼻うがい(左)をしてから鼻マスク(右)をすると効果的

いつもの花粉対策にプラス鼻うがい(左)をしてから鼻マスク(右)をすると効果的

そう思ったS子は、鼻マスクを着用して実際にラウンドしてみることに。3ホールくらいであれ? 鼻がムズムズ……。我慢できずにしたくしゃみと同時に飛んでいく鼻マスク……そしてできなくなる呼吸(泣)。鼻マスクでもダメかと思っていると、花粉症ゴルファー仲間がマスクに関していい情報をもたらしてくれました。

「マスクをする前に『鼻うがい』してるけど、詰まってたものがスッキリして、症状が出にくくなるよ」とのこと。なるほど〜。鼻の中に花粉がない状態で(鼻)マスクをすれば、より効果的ということのようです。

そこで後日ラウンドで「鼻うがい」を試すことに。「鼻うがい」とは最近テレビCMでも見かける、鼻から入れて反対の鼻から出す洗浄液のこと。鼻から口に出すものもありますが、簡単にできるという鼻から入れて反対の鼻から出すほうで挑戦してみました!

すると、ズルズルだった鼻が通ってとてもスッキリ。しかも全然痛くないし、これはいいかも。鼻うがいで洗浄した状態で鼻マスクを装着。その上にさらにマスクを着用。さらに薬も服用。完全防備でコースに出ると、ラウンド中、多少鼻がムズムズすることはありましたが、くしゃみが連発することがほぼ(1回あった)なく、18ホールをプレーすることができました。うれしい……!

一緒の組のゴルファーのティショットも普通に見ていられるし、自分のティショットのときくしゃみでボールに触こともありません(笑) 花粉症ゴルファーにはとてもおすすめです。というわけで、
S子のオススメは通常の花粉対策+鼻うがい+鼻マスク。

鼻マスクは見た目的にちょっとな〜という人も、そもそも言わなければわからないレベルで目立たないし、その上からマスクしちゃえば見えませんよ(笑)。
(あくまで、S子個人の体験談です)

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