ウィークポイントでもあるドライバーの正確性を強化
開幕戦のダイキンオーキッドレディスこそ予選落ちしたが、その後は好調なプレーを続けている勝みなみ。昨季の戦いぶりから自身のウィークポイントを洗い出し、そこを徹底的に強化してきた。ウィークポイントとは、ドライバーの正確性だ。
「昨季からはドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジとほぼすべてのクラブをチェンジしました。オフはとくにドライバーを強化。飛距離ではなく、正確性を上げることを重視しました。というのも、昨年のスタッツを見ると、フェアウェイキープ率が90位だったんです。全体的にレベルを上げることは意識していますが、まずはフェアウェイキープ率を上げれば、他の数値もよくなると考えました」
スウィング面でも上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングに取り組み、ショットの正確性を高めることをつねに意識した。クラブに関しては感覚が鋭いプレーヤーらしいチョイスで、癖がないのが特徴と言える。強化してきたドライバーはスクェアなフェースラインで、ターゲットに対して構えやすいフォルム。ボールがつかまりすぎないので、左へのミスを抑制してくれる。また、アイアンはシャープなモデルをチョイス。
クラブもスウィングもシンプルに考えたい勝。ドライバーの正確性の高さでまずはツアー2勝目を狙う。
【勝みなみの14本】
1W:スリクソン Z785(10.5度、DiamanaDF50、硬さSR)
3W:スリクソン Z F85(15度、DiamanaDF50、硬さSR)
5W:スリクソン Z F85(18度、DiamanaDF50、硬さSR)
4UT:スリクソン Z H65(22度、Miyazaki KENA ハイブリッド 7、硬さS)
5I~PW:スリクソン Z フォージド(NSプロ プロトタイプ、硬さS)
AW:クリーブランド RTX-4 (50度、NS950、硬さS)
AW:クリーブランド RTX-4 (54度、NS950、硬さS)
SW:クリーブランド RTX-4 (58度、NS950、硬さS)
PUTTER:オデッセイ オーワークス #1
BALL:スリクソン Zスター XV
撮影/大澤進二
さらなる詳細は、週刊ゴルフダイジェスト4/16号「pro's spec」をチェック!