第二打の落下地点は、排水口のふたの上に。救済を受けるため、新ルールにのっとってひざの高さからドロップしたところ、ボールが跳ねて自分の足に当たってしまった! この場合、どう処置すればいいんだっけ?
画像: 「あった! ボールはあれじゃない?」

「あった! ボールはあれじゃない?」

ティショットを終え、セカンド地点に向かうと、ボールは排水溝のふたの上に。「あら、排水溝の上にあるわ。救済するわね」

画像: 「ドロップしまーす!」

「ドロップしまーす!」

「新ルールでは、ドロップするときはひざの高さからだったわよね。大丈夫、ちゃんと覚えてるわよ~。それでは、いきまーす!」

画像: コロコロ…… トン! 「やだ、足に!」

コロコロ…… トン! 「やだ、足に!」

「うそでしょー! 地面に落ちたボールがまさかの方向に跳ねてしまい、自分の足に当たっちゃったわ。……どうしよう、ドロップやり直し?」

画像: 「この場合、どうしたらいいんだっけ?」

「この場合、どうしたらいいんだっけ?」

ドロップした球が自分の足に当たったらどうする?

ティショットが排水溝の上で止まっていた。新ルールにのっとって救済をうけるため、救済エリアを定め、ひざの高さからドロップしたところ、地面に落ちたボールが思わぬ方向へ跳ねて自分の足に当たってしまった。この場合、どう処置すればいいのか……?

  • 故意でなければ無罰で再ドロップ
  • 故意でなければ無罰で止まった位置からプレー
  • 2打罰で再ドロップ
  • 2打罰で止まった位置からプレー
  • 故意でなければ無罰で再ドロップ
    75
    2324
  • 故意でなければ無罰で止まった位置からプレー
    21
    645
  • 2打罰で再ドロップ
    3
    79
  • 2打罰で止まった位置からプレー
    2
    60

正解は、「無罰でそのままプレー」。旧ルールではドロップした球が人や用具に触れた場合、再ドロップが必要だった。しかし新ルールでは正しい方法でドロップした球が救済エリア内に止まった場合、球が人や用具に触れたかどうかに関係なく救済を完了したことになり、あるがままにプレーしなければならない(規則14-3c)。ただし故意に触れた場合は2打罰で再ドロップとなる。

週刊ゴルフダイジェスト4/16号「ゴルルと新ルール」(監修・小山混、撮影・増田保雄)より

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